「半沢直樹」最終回を観終えて・・・ | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

「半沢直樹」最終回観終えて一日経ちましたが、
まだモヤモヤしてるので、ちょっと書きますね。
色々な考え方があるので、個人的な見解と思ってください。
録画や放送時間の関係で未見の方、
ネタバレも多少含んでいる可能性があるので、
ここで読むのをご遠慮下さい。





もともとこの作品がこれだけ注目されて、視聴率が高かったのは、
もちろん脚本や役者さん達の魅力が大きいのでしょうが、
不可能を可能にしていく行動力と決断力、
そして権力に屈しない強い精神力、
絶体絶命のピンチをくぐり抜けていく姿に、
我々は「カタルシス」を味わってたと思うんです。
極端にいえば、半沢直樹の「倍返し」というのは、
まさに「伝家の宝刀」、
水戸黄門でいう「印籠」だし、必殺での「仕掛」や「仕置」
ヒーローの「必殺技」なんですよ。

この作品の最終回を観て、「沈まぬ太陽」を思いだしました。
あの主人公も最後まで報われないんですよ。
頑張った人が報われない社会ではあるけれど、
作品の中だけでも報われて欲しいんですよね。
東京編以降多分出てきてない息子の「隆博」くんがとても気になります。
せめて今回の騒動が終わった後は、
一緒に旅行にでも行くような描写が欲しかった。
「原作通り」とはいいます。
第2シリーズが始まったら多分次の場所でも、
多分今以上の活躍をするのでしょう。
そして最後には報われるのだとも思います。

でも続編の時期が確定してない状態での、
このラストは絶対に有り得ません。
原作通りの展開にするため、
それこそ第2シリーズの冒頭に持ってきても良かったのです。

「いい作品」だと思って観てきましたが、
「好きな作品」ではありませんでした。
でもあの最終回で、嫌いな作品になってしまいました。
それがとても残念です。