PERFORMANCE 2013

一緒に参加した息子が言ってました。
「省吾さんのライブは殆ど曲は知ってたし
　とにかく楽しく素敵なライブだった、
達郎さんのライブは知らない曲が多かったけど、とっても心に残った。
演奏も歌もとても聴かせるものがあるね。
本当に「魅せる」ステージだったと思う。
あの時代の人達ってやっぱり凄いね」

                       

山下達郎ツアー「PERFORMANCE 2013」
至福の3時間20分、堪能いたしました。
前回のツアーでは震災の影響で使えなかった会場、
「東京エレクトローンホール宮城」、
大変音響も良く、素晴らしい場所でした。
達郎さん自身がこの会場に拘ってたのが判る気がします。
会場名をど忘れして観客に聞いてたけどね。（笑）
そして「2階 ２K　 1・2番 」という席は、
バルコニー席みたいな作りでしたので、距離的には10列目くらいの場所。
（http://www.miyagi-hall.jp/sisetuannai/hall/zasekihyou.htm）
何しろ扉を開けるとそのスペースには11名分しか座席が無いのですから、
プレミアム感が半端無かったです。


さて簡単なレポに入ります。
例によって曲名等は書きませんが、
MCの内容も少し入るので、
ネタバレ厳禁の方はここで読むのをお止め下さい。
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今回は某アルバムのリマスタ盤が出た関係で、
アルバム発売時のツアー以来「30年ぶり」という曲も演奏されました。
「ファンの方には人気がある曲で、何度もリハでは演奏してるけど、
演る勇気が無かった」という曲もありました。
そんなこんなで省吾の「FFF2013」以上に、
マニアックなセットリストだったと思います。

「曲がいつもより多いので、今日は余計な事をしゃべらずに、
　ずっと演奏してるからね」
・・・みたいな事を言った割にはいつも通り多めだったMCから、
ちょっと覚えてるのを抜粋してみますね。

「クリスマス・イブなんて聴き飽きた」とう昔からのファンの人もいるし、
最近ファンになってくれて「OPUS」を予習してきてくれた人もいる。
両方の意見も聞く事は出来ないので、自分の好きなように演ろうと。

3時間ライブを演るようになったのは、ツアーを始めた頃、
次に同じ会場で演れるか判らないから、
出来るだけ多くの曲を聴いて欲しいと思ったからね。
でも今は少し違ってきて、後どのくらいツアーが出来るか判らないから。

ホールでしか演らない事が美学のように書かれたりするけど、
そんな事はないんですよ。
ただ僕自身がドームでコンサートなんて観たくないからね。

本当に暖かいお客さんで嬉しいね。
東京なんて「業界指数」が高いから、
色々語ったりしても、反応が悪くて。（笑）

一時期「夏といえば達郎」というイメージが付いてしまって、
違和感があったし嫌だったなあ。「俺はTU○E」じゃないって。

最近僕にもカバーの承諾の依頼がかなり多いけど、
みんなHITした曲とかばっかりで、
その人でしか出来ないカバーって今の人はやらないんだね。
あれじゃカラオケで好きな歌うたってるのと変わらないよ。
（以上MCより）

達郎さんも「ええお客さんや～」を連発されて、
とても気持ちよさそうに演っておられましたよ。

アンコールが終わってもずっと拍手が鳴り止まず、
その光景はまさに「スタンディングオベーション」。
素晴らしいライブでした。
来年は「竹内まりや」さんのアルバム制作に入るそうですが、
ツアーは本数を増やして全国を廻るそうですので、
どちらも楽しみですね～。

　

セットリスト（後に追加）

1 新・東京ラプソディー
2 SPARKLE
3 LOVE SPACE
4 ずっと一緒さ
5 あしおと
6 ひととき
7 スプリンクラー
8 PAPER DOLL
9 FUTARI
10 GOD ONLY KNOWS
11 GROOVIN’
12 My Gift To You
13 Bella Notte
14 Have Yourself A Merry Little Christmas
15 DANCER
16 希望という名の光
17 メリー・ゴー・ラウンド
18 LET’S DANCE BABY
19 硝子の少年（1番だけ）
20 アトムの子
21 LOVELAND, ISLAND

アンコール
22 クリスマス・イブ
23 RIDE ON TIME
24 愛を描いて -LET’S KISS THE SUN-
25 YOUR EYES