はまだしよ~ご事典 その159 MY OLD 50'S GUITAR | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

アルバム「誰が為に鐘は鳴る」収録。
ツアー「ON THE ROAD 2011 "The Last Weekend"」では、
「Thank you」と日替わりで演奏されている。
ブラスが入った今回のアレンジも捨てがたいが、
やはり「ON THE ROAD 90」でのシンプルなアレンジが好き。
「鐘が鳴ってる 約束の地に 打ち上げられた罪を知る者に」と、
「詩人の鐘」がアカペラで流れたあと始まったOPがカッコ良かったなあ。
省吾が一生懸命、カウベル(という楽器)を叩きながら
歌っていたのが印象的だったけど、
何故か今回のツアーのカウペル担当は福田さんだった。

この詞を書いた時に最初に出てきたフレーズというのは、
あんまり理想とか望みみたいなものを一途に追いかけてると、
40歳になった時に自分で頭を撃たなければいけなくなるんじゃないかという、ファースト・コーラスのフレーズだったんです。
で、それに色んなものが重なった。
確かに「誰がために鐘は鳴る」というタイトルがヘミングウェイで、
彼は猟銃で自ら死んだというイメージも重なってます。
ただこの主人公は、そこで救われてるんですね。
ギターを弾く事によって救われてる。
その後に「SAME OLD ROCK'N ROLL」という曲も出てくるんですけど、
たかだかブルース・ギターなんだけど、
それを弾いて自分は救われているんだ。
誰にせよ、自分で自分を救済しなければいけない。
決して宗教などという観念的なものでなくて、ギターであってもいいし、
2曲目は野球選手の事を歌ってるんですけど、野球でもいい。
そういうものが彼にはあった。
それが50年代の古いギターだった。そういう気持ちなんです。
(省吾談)

なお今回のツアー「ON THE ROAD 2011」では、
「Emptiness」とか「Loneliness」などの
一部の歌詞が日本語に変えてある。
「THEME OF FATHER'S SON」の日本語は変えて良かったと思ったけど、
こちらは未だに馴染めない。