5thシングル。アルバム「ILLMINATION」収録
「シングル盤でポップ・チューンを創る。
マイナーコードでアップ・テンポの物を創る」
そう決めて生まれた曲だそうで、
「非常に作家的な作り方をした」曲(省吾談)のようである。
曲が思うように売れずに、
「シングルのHIT曲が欲しい」との想いだったのであろう。
今聴いても、「シングル曲らしさ」として秀逸な作品だと思う。
そして省吾の初期の曲の中でも、
最も愛されている曲の1つではないだろうか。
しかしこの曲、
TV番組「ハローヤング(関西TV) 」に出演した時には歌われたが、
当時のライブでは、そんなにセットリストに入る事は無かったようである。
本人はそんなに気に入ってなかったのか?
それでも「ON THE ROAD 85」の「よみうりランドEAST」公演では、
「懐かしい歌を歌おうと思います」と、何年かぶりに披露された。
マイクスタンドを操り、アクション付きで歌うあの姿は、
今思うと貴重だった。
・・・余談だが、
「歌詞が書けなくて苦労した」時期の作品だからだろうか。
シングルの「見本盤」の一部に、「歌詞」が違うものが存在する。
レコーディングが長引いて、先に渡した歌詞が、
そのまま印刷されてしまったのだろうか?
省吾の「歌詞違い」については、謎が多い。