NHKの番組です。
今回は「夏休みスペシャル」として、
宮崎駿監督の90分拡大版でした。
僕が「宮崎駿」という名前を知ったのは、
大好きな「未来少年コナン」からで、
(そういえば、NHKの特集なのに、この作品には触れずじまいでした。何故?)
当時は、「みやざきしゅん」と思い込んでました。
その後、「ハイジ」や「三千里」、「アン」などのレイアウトや、
小さい頃「東映まんがまつり」で観た、
「太陽の王子ホルスの大冒険」や「長靴をはいたねこ」などにも関わっていた方と知りました。
その初監督作品の「ルパン三世カリオストロの城」は、
あまりに感動して、もう一度観たいが為に、
同時上映の「ミスターブー」も我慢して2回観た記憶があります。
当時20万近くした「ビデオデッキ」も、
この映画のTV放映を録る為に買ったんですよ。
でもこの頃が、監督の1番の「不遇の時代」だったんですね。
その後、「ナウシカ」がHITして、
「トトロ」で押しも押されぬ「人気監督」になりましたが、
やはり「いい仕事をする人」は必ず報われるんでしょうし、
その影には、信じてサポートしてくれる人が必ず存在します。
監督の場合は、それが鈴木敏夫氏だったという事でしょうか。
番組でも見せてくれた、
「死にもの狂い」で「いい作品」を創ろうとしている姿勢には、
本当に「鬼気迫るもの」を感じます。
「これが最後の作品」という言葉には、寂しさも感じますが、
「命を削って、作品を創ってる」場面を観れば、
それもいたしかたない事かもしれません。
意外な事に、「ヤ○ー」で行った。
「好きなジブリ作品」のアンケートは、
「ラピュタ」が1位だったんです。
僕はやっぱり(ジブリではないけど)、
「未来少年コナン」を選びます。
だってあれに、「宮崎駿」のすべてが出てると思うから。