はまだしよ~ご事典 その95 路地裏の少年 | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

アルバム「生まれたところを遠く離れて」収録。
言わずと知れた、省吾のデビュー曲。
そして、23歳の誕生日の前日に出来た曲。
希望に満ちたプロデビュー、挫折、そして愛奴脱退。
「行きどまりの路地裏」という歌詞にも、
省吾の当時の苦悩が表わされてる気がする。
ところで、デビュー曲だからという訳では無いだろうが、
この曲ほど多くのヴァージョンを持っている曲は無い。
まずは、アルバムと同時発売の「シングルヴァージョン」
(最近はカラオケに入ってるのは、これが多い)
「生まれたところを遠く離れて」に収録の「アルバムヴァージョン」(これが1番ポピュラーかも)
「J・BOY」発売前にリリースの「12インチヴァージョン」(これが、現在一番レア)
そして、アルバム「J・BOY」収録ヴァージョンである。
厳密にいうとその他にも、映画「スーパースキャンダル」ヴァージョンとか、
「J・BOY」リマスタ盤ヴァージョンなどもある。
もともとの原曲が長すぎるという事で、
発表の際に短くされたというのが発端だろうが、
そのお陰でこの「愛すべき曲」が多くのテイクを持った事を喜ぶべきだろう。
ちなみにその原曲の歌詞は、田家秀樹著「陽のあたる場所」に詳しい。
「行きどまりの路地裏」で苦悩していた「少年」が、
どのように「成長」したのは、皆さんが1番ご存知だろう。