これも日本の現政権の大きな特徴。今更ながら。「お友達内閣」と揶揄されるゆえん。

現首相が「ぼくちゃんかわいい」の典型なので、そうなるのは当たり前なのだけど。適材適所、どこの世界の話?てなものだろう。

 

こうした身びいき、いくつか言い方がある。意味が広い順に並べるとこうなる。

 favoritism(米)/favouritism(英)、cronyism、nepotism

 

参考: https://www.scu.edu/government-ethics/resources/what-is-government-ethics/favoritism-cronyism-and-nepotism/

 

こういうろくでなしに7年以上も首相の座に就くことを許しているのが今の日本。

 

例文: Favoritism/favouritism, cronyism, and nepotism - These words symbolize Japan's current prime minister and administration. The idea of "the right person in the right place" is non-existent there. (身びいきを表すこれらの言葉は日本の現首相や現政権を象徴している。「適材適所」という考えはそこには存在しない)

JR東日本の元社長で、国鉄分割民営化にあたり「国鉄改革3人組」の一角だった松田昌士氏が亡くなった。

関連記事: https://news.yahoo.co.jp/articles/ee31e6e126b583fa9dd7aad34821b469d770b4b7

 

巨額の赤字を抱えていた国鉄の「改革」、松田氏の死亡に関する記事を見ても、ほとんどはその「功績」を称えるもの。しかし、もう30数年前になるが、その「改革」の本当の目的が組合潰しだったことは指摘しなければならないだろう。

組合潰し、もっと言えば国労(国鉄労働組合)潰し、総評潰しだったことを、元首相の中曽根康弘氏が明言している。

関連サイト: http://www.labornetjp.org/news/2019/1206nakasone

 

権力側、そして経営側が物言う労働組合を恐れていることの裏返し。一方、労働組合が経営へのチェック機能や批判精神をますます失っていることも事実。特に企業内組合について、佐高信氏の「(組合は)あるけど、ない」という発言が象徴的。

辛うじて、独立系の労組で奮闘しているところがあるので、そこから働く人の正当な権利を主張し、従来の労組(自治労、日教組、連合加盟組合等)の目を覚まさせるのが考えられる方法。

 

こうした組合潰し、union-busting と言う。

参考までに、国労は National Railway Workers' Union (NRU)、総評は General Council of Trade Unions of Japan。

総評の流れをくむ(べき)連合は、Japan Trade Union Confederation。

 

例文: The real purpose of the division and privatization of JNR (Japanese National Railways) in 1987 was union-busting. (1987年の国鉄分割民営化の真の目的は組合潰しだった) 

ネトウヨ(この連中は間違っても本物の右翼ではないので、こう呼ぶ)や、今回浮き彫りになった荒らし連中について、改めて思ったのが、こうした連中の一番の「武器」が暇と匿名性だということ。

 

実際、木村花さんや、きゃりーぱみゅぱみゅさん、福島瑞穂さんあたりに、汚い投稿をしているネトウヨや荒らしで、自分の素性をまともに明かしている者は皆無に近いだろう。まあ、福島瑞穂さんに対し、根拠のないコラムを書いて損害賠償金を支払う羽目になった屋山太郎氏(政治「評論家」)のような輩もいることはいるが(関連記事: https://news.livedoor.com/article/detail/17453730/)。

 

暇は spare time、leisure time、time to kill といった言い方がある。

匿名性は anonymity。

 

例文: The foremost "weapons" of Internet trolls and laptop bombardiers are much spare time and anonymity. (荒らしやネトウヨの一番の「武器」は暇と匿名性である)

 

プロレスラーの木村花さんが痛ましいことに、明らかにこの犠牲になってしまった。

インターネットが普及してから、こうしたことは世界的にずっと問題になっていた。

この問題の厄介な点は、相手の顔が少なくとも直接見えない状態で投稿が行われるので、内容が無責任に暴走しやすい、ということ。

 

こうした攻撃を受けることになってしまった場合、現段階では、自分が使っているSNSを止める、あるいは削除するなどして、ダメージを最小限にするのが一番の方法のような気がする。また、次のサイトでの署名も状況を動かすことにつながるかも知れない: https://www.change.org/p/%E6%B3%95%E5%8B%99%E7%9C%81%E6%B3%95%E5%8B%99%E5%A4%A7%E8%87%A3-sns%E3%81%AE%E5%8C%BF%E5%90%8D%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E3%82%92%E6%92%B2%E6%BB%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%80%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E5%88%B6%E9%99%90%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%81%A8%E5%88%91%E4%BA%8B%E7%BD%B0%E5%8C%96%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?fbclid=IwAR3_1-CfI1RwGnF0G3wRu8pJYphThT_W1sAPKQfaDI-wpLWuUWkhzR4ZkOU

 

サイバーいじめは cyberbullying。荒らし(を行う者)は troll または Internet troll。

誹謗中傷は slander または defamation。

 

例文: Slander on the Internet or cyberbullying can even kill someone. (ネット上での誹謗中傷やサイバーいじめは人の命すら奪いかねない) 

 

 

 

毎日新聞の世論調査で、内閣支持率が27%に急落。関連記事: http://nml.mainichi.jp/c/acwTawdifahRd4bH

 

それ自体は当然というより、遅過ぎるくらい。そして、まだ27%もあるのか、という感じ。現政権が無能・無責任なのは明白なので、まだまだ支持率を落として、現内閣には早くお引き取りいただきたいもの。もちろん、現首相も。

 

内閣支持率は approval rating of the cabinet。

 

例文: The approval rating of the cabinet of Prime Minister Abe Shinzo plunged to 27% on 23 May, 2020, from 40% in the previous opinion survey conducted on 6 May, according to the Mainichi Shimbun. (毎日新聞によれば、23日、安倍内閣の支持率は27%に急落。今月6日の前回世論調査では40%だった)

 

plunge は急落する。plunge という言葉がすぐに出てこなければ、drop も使える。

 

*英語で人名を表記する場合、新聞等のメディアでは名→姓がほとんどだが、日本、そして韓国や中国、台湾では姓→名の標記なので、英語でもその順番で標記すべきという議論がある。私はそれに賛成なので、自分で書くときは、英語でも上記のように姓→名の順番にしている。実際、韓国人や中国人、台湾人の名前の英語での標記は姓→名のことが多い。