家事はさぼるがぬか床は育つ | ご自宅に出張撮影!授乳フォト・バースデー・家族の記念日に!ベビー&キッズ&ファミリーの撮影はbaron PHOTO WORK

家事はさぼるがぬか床は育つ

私、家事が大の苦手で~。

こどもの頃から自分の部屋の片付けはおろか、お手伝いもしてこなかった。

実母が家事テキパキ人間なので、たまに食事の準備を手伝おうと思っても、アンタみたいにモタモタやってたら、準備している間に食材が腐るからやらんでいい!とまで言われ、(子どものやる気をそぐひどい例、笑笑!)妹もいろいろできる人だったので、家事に関しては完全に諦められていて、もう、ボケーっとしたまま大人になりまして。

その後、20代、夕飯はほぼ飲み屋というダメ人間期を経て、結婚でダンナと住み始めて、それなりにやる気を出して、食事家事洗濯と、全部やったところ、「なんで二人とも働いてるのに私ばっかりやらなきゃいけないの!キーーー!!」と3ヶ月で爆発。

ダンナからしたら、勝手にやる気だして勝手にキレた迷惑な嫁ですが、まぁヤツも28年くらいずっと実家にいた人なので、何からやっていいか分からなかったかと思います。今は料理とこども関係が私、洗い物、洗濯、掃除機はダンナという感じ。

さらにムスメがお料理とかお菓子作りが大好きという、願ったり叶ったりなタイプ。

で、ますます家事に関しては各方面からまったく期待されていないという・・・

 

まだ、全部読み終わってないのですがこれ。

「主婦業9割削減宣言」

なかなかセンセーショナルなタイトル!

著者の唐仁原けいこさん、バロンのお客さまでもあり、仲良くさせていただいている3人のお子さんを育てる働くママさんでもあります。

世の中、真面目でがんばるタイプのママさん、本当に多いです。私もそうでしたが、渦中にいるときは必死ですからね、仕事も育児も100%やるならやらねば!って、なかなか肩の力の抜きどころも分からなくなっちゃうんですよねぇ。

けいこさん、ブログやインスタなどでいろいろ発信されているので、気になる方はぜひ⇒

主婦業9割削減ブログ

 

家事やらないマンの私ですが、ほったらかしでおいしくなる系は大好きという、ホントに我ながらのバランスの悪さ。

今年もアンチョビと、小梅干しは仕込んだ。前回、梅が熟してなかったみたいであまり上手にできなかったので、今年は完熟を確認してから仕込んだら、梅酢もしっかり上がってきていい感じ!コロナでやる気失ってお世話を怠ったら、綾瀬はるかがペニシリン集めに来ちゃうくらいカビがオールスタンディングしちゃったぬか床にごめんなさいして、新しいぬか床も仕込んだ。早く本漬けしたい!

でもこれ、丁寧な暮らしでもなんでもないですからねー、家族の誰も喜ばないっつーね・・・

家事はさぼるがぬか床は育つ。

逃げるは恥だが役に立つ、風に。

逃げ恥ってハンガリーのことわざなんですって。 いま自分がいる場所、置かれている状況にしがみつく必要はない、プレッシャーにがまんして居続けることはない、逃げていいのよ、もっと得意な場所でやりたいことやろうぜ!という意味だとか。まさに、この本の言うところかな、と。

 

私が社会人になった25,6年前は、男女雇用均等法ができて間もなくで、男並みに、というか、男の3倍くらい働かないと、これだから女は・・・と言われてさ、セクハラもタバコの煙の充満する会社も、毎晩22:00過ぎまで働いて何が悪いの?っていうね、今考えたらとんでもない時代!(時代じゃなくて入った会社かな笑笑?)

で、ママになったら、今度は仕事でも家庭でもキラキラ輝く女性、って。もうマジで言ってんの?女ちょー大変じゃない??

特にうちのおぼっちゃんは病気も多くて育てにくいボーイだったから、キラキラどころかぞうきんでももう少し立派よ?ってくらいにはボロボロだった。

だんだんとスレた母になるにつれ、仕事量は単身の時の3割くらいできれば十分、育児も保育園でよくしてくれるから元気なら十分、と力の抜き方も分かったころには更年期ですよ。

 

いつの時代でも、乳幼児ママさんたちの大変さは、あまり変わっていないような気もしますが、それでも私の新米ママ時代のような、キラキラ圧力にやられることなく、もっと自然体で、自分らしく楽しもう!という感じがして、見ていてとてもいいな~と思います。

15年前の男ども(笑)に比べたら、今の若いパパさんたちは家のことにも積極的な方が多いですしね!

 

目下、私の悩みはこの秋の給食室の改装に伴う弁当3ヶ月。

いい機会なので作り置きさんをお願いしようかとか、ムスメになんとかやってもらえないだろうか、とか考えていますがどうなることやら。