B'zと初恋その2 | My Pleasure&Treasure

My Pleasure&Treasure

学生時代に熱狂したB'zをまた好きになった新米B'zファンのBlog

おはようございます。ユウです。

松本さんのギターソロ動画第二弾
「WOLF」が公開されましたね!

KISSのチャリティTシャツを着て
またもやカッコいいプレーを
見せてくれました。

高度なことをいとも簡単に
やってしまうので

一瞬、自分でも
できそうな気さえするのですが

とんでもねぇわ……


さてさて、
いよいよこの日が来てしまいました。

B'zLIVE-GYM"At Your Home"最終日。

永遠に来て欲しくなかった日です。
今夜は泣きながら見ることでしょう。


さて、今日は
B'zの思い出話の続きを
書いていこうと思います。

今回もあんまりB'zの話は
出てきませんが
恋愛小説でも読んでる気分で
ご覧くださいw

↓前回のBlogはこちら
失恋した上に
好きな人から
「恋愛に協力する」と言われ
心を引き裂かれるような
気持ちになったわたし。

それでも彼と話をすれば楽しくて
ときおり男女のグループで
カラオケに行ったりしていました。

その日もいつものように
みんなでカラオケに行き
ビリヤードを楽しんだ後
公園に行きました。

最初はみんなでふざけていたのですが
気がつくと
彼と2人きりになっていました。

多分彼とわたしが喋ってるのを見て
友だちがおもしろがって
2人きりにしたんだと思います。

わたしたちは
ベンチに腰掛けて
とりとめのない話をしていました。

すると突然彼が

「ねぇ、お前の好きな人って誰?
教えてよ」

と言ってきたのです。

わたし「教えないよー。
教えたって意味ないし」


彼「いや、もし俺の友だちなら
協力できるじゃん。だから教えてよ」


わたし「いやいや、協力とか
絶対無理だからw」

彼「いや、言ってみないとわからんじゃん」

わたし「わかるしw
ていうか、別に
Nくん(彼)がわたしの恋愛を
気にする必要ないでしょ?」

彼「気になるよ。だってほら……
昔色々あったからさ……
お前には幸せになってほしいし」

ここらへんで
もう心が折れそうになりましたw

涙をこらえるのに必死。

わたし「あぁ、そういうこともあったね。
でも、相手はNくんが協力できない人だから
ほんと、気にしないでいいから」

彼「何でそんな風に頑ななの?」

彼は少し怒っているようでした。

言う、言わないの押し問答で
お互いに気持ちが昂ってしまったんです。

で、ついにわたしは
言ってしまった。

「Nくんだからだよっっっっ!」

それを聞いた途端
彼は黙り込んでしまいました。

長い沈黙に耐え切れず
わたしはこう言いました。

「ほらね。協力できないでしょ?w
困らせたくなかったんだよ。
だから言えなかったの。
なんかごめんね。

自分勝手なのはわかってるから
ほんともう、気にしないでいいから
今言ったことは忘れて」

すると、彼が重い口を開きました。

「なんで……なんで
もっと早く言ってくれなかったの。

あと数ヶ月早く言ってくれてたら
俺、お前のこと引きずってたのに」

わたし「そっか……」

それっきり何も言えなくなりました。

2人ともまたしばらく黙り込んで
目の前ののどかな景色を
ぼんやり見ていました。

さっさと告白すれば良かった。

うじうじ悩んでいた時間を
後悔せずにはいられませんでした。

すると、下を向いていた彼が
突然頭を上げて、こう言ったんです。

「ちょっと待ってて。
俺を信じて、待っていてほしい」

え???

それってどういう意味?
Aちゃんと別れて
わたしと付き合うつもりなの?

でもわたしもAちゃんと仲いいし
彼女から奪うなんてこと、できない。

そう思いました。

Nくんへの気持ちとAちゃんとの友情。
どちらも捨て切れないわたしは
その言葉の真意を聞く勇気もなく

「うん……わかった」
と言うことしかできませんでした。


この日のことを思い出すとき
頭に浮かぶのは
B'zの「消えない虹」です。

"Thinking about you.
Yes,I know who made you so blue
I'll be your destination someday,wow
君を失いたくないから
昨日には戻らない
失くしたくないから"

当時、よく聴いていた曲です。


言っちゃいけない一言を
言ってしまった瞬間に
何かが変わってしまった気がしました。

あのときの彼の瞳は
とても真っ直ぐで
何かを決心したような顔をしていた。

でも、何がどう変わるのか
わたしには見当もつかなかった。

もしかしたらNくんと
付き合えるかもしれない。

でも、Aちゃんを傷つけ
わたしはAちゃんにも
周りの友だちにも非難され

誰もわたしたちを
祝福してくれないだろう。

それもまた、怖かった。


そもそも彼がこれから
何をしようとしているのか。

実際、この日から
1ヶ月が過ぎても
何も起こらなかったんです。

彼は相変わらずAちゃんと
付き合っていたし
わたしとも今まで通り
普通の友だち関係。

話をしてもあの日の話題は
一切出てきませんでした。


なので、わたしは
もう諦めかけていました。

元から付き合えるわけなかったんだし
人を傷つけずに済んで良かったじゃん。

彼もあのときは
その場の雰囲気で
あんなこと言っただけなんだ。

そんなふうに自分を納得させていました。


そんなある日
またまた驚くべき展開が訪れたのです。

続きはまた今度書きます。

それでは今日はこのへんで。

せーのっ!
おつかれ~。