闘いは続く。ボディメンテナンス編。 | F1っぅ放送作家 高桐 唯詩のブログ

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70年代から業界で働き、F1総集編26年。ル・マン、パリ~ダカ、ツール・ド・フランスなど冒険好き。現場経験多数。基本は詩人だがレース関係が長いので、クルマ関係者だと思われている。
ちょっとおしゃれで、インテリジェントな、時々泣ける話を目指します。

7月中旬、ドイツ在住の次女が帰国した。
前回帰国したのは2月だったから、コロナ騒動が始まったばかりの頃でさっさとドイツに帰り、何事もなかった。
今回は羽田空港での PCR 検査があり、公共交通機関以外での移動を義務付けられ私が体調悪く運転できないものだから長女の婿に運転してもらって、無事我が家に帰った。

 

            (羽田で渡されたガバメントからの紙)

 

そこから14日次女は我が家から出ることを許されず、 時々厚生労働省の電話に出ると言う隔離生活に入った。


移動禁止が開けた7月下旬、私は逗子市内の酵素風呂に行くことになった。

 

      (酵素風呂の看板。ここは男性一人では入場不可)

 

本来なら温泉でも行きたいが、私の体力のこともある。
すぐ近くに、砂蒸し風呂のような施設があるらしい。
ここは思い立って次女の提案に乗ってみた。


その店は逗子商店街の中に最近できたらしく、一軒家の2階が一つのサロンのようになっている。
レクチャーを受け、アンケートを書き、すっぽんぽんになって、浴着のようなものを着て、ムッとする暑さの浴室へ(といっても液体は一切ない)
酵素が混じったおがくずが、かき混ぜることで熱を発し、45°以上ある。これを体にかけてもらって12分ほど砂むし状態になる。とても熱いが、指宿温泉の砂蒸しよりはソフトな感覚。

 

           (とりあえず体の老廃物を出しました)


久しぶりにたっぷり汗をかいて、シャワーで流し、休憩室でまどろみ、
約一時間半ほどで酵素風呂初体験は終了したが、さすがにその後ぐったりして、私は駐車場の車の中でクーラーを入れて休まざるを得なかった。
すぐにもう一度行こうという気はないが、機会があればまた行ってもいいかなと思っている。

 

8月に入って、今度は長女が来訪した。妹に逢うためである。
久しぶりに 一家四人で昼食を食べた。
長女は結婚し湘南のとある町に暮らしている。
福祉施設に勤める夫と二人で、ロミロミマッサージで生計を立てているいる。二人ともハワイで研修を受けており、プロであるが、夫君は別の勤務で欠席。この日は、出前館で握り寿司を取りみんなで食べた。

 

     (自分で寿司は握れますが、たまには人任せもいいものです)

 

 


その後長女にマッサージをしてもらったが、素晴らしく上手になっており、約1時間ゆっくりとメンテナンスしてもらいとても気持ちが良かった。

 

     (長女のマッサージ。ふくらはぎの筋肉がすっかり落ちた私)

 

 

 

次女は結局一か月近く自宅におり、海外に向け Instagram を発信したり、時々友人に会いに行ったり、日本の夏を楽しんで8月中旬に再びドイツに向けて帰っていった。
次女はプロのDJで、ベルリンでは有名人らしい。
ただコロナ禍なので仕事はない。


彼女自身もマッサージの仕事もして、スピリチュアルな世界も得意で色々と教えてくれる。


次女のマッサージは長女と違ってタイ式マッサージ系でかかなり強烈に体を押してくる。

 

次女のプロモーションのため、私がモデルになって「カタカムナ」という縄文以前に使っていた言葉が入った YouTube の映像を見つつマッサージをしてもらい、それをビデオ化した。

 

ビデオは完成したが、「あまりの怪しさ」にアップすることができず私もまだ見ていない。

 

この一か月は家族に支えられボディメンテナンスをして、少し元気になった。
昔はこういうゆったりした時間があまりなく常に仕事のことばかり考えていた。
年も取ったが、闘病という試練が自分を成長させてくれた。

 

 

世の中を見渡せば高校野球(甲子園交流試合はあったが)
高校の合唱コンクールあるいはブラスバンドのコンテストそうしたものが、中止となり悲しい思いをした若者が多い。


理不尽だと思う。だが人生には時々そういう理不尽なことが襲いかかることもあるのだ。

何のために誰のために、こんな思いをして戦わねばならないか?
本当に疑問に思うけれども、この悔しさを忘れずにいつか自分の人生の大きな糧にしてほしい。
2020年が、辛いことが多かったけれども、それをバネに自分は大きくなった。そんな年になれば本当に嬉しいのだ。

 

戦いはまだ続く。私はあまり深く考えずに8月の1ヶ月を過ごした。


そして今猛暑の中、なるべく体をいたわりながら生きている。
仕事のたくらみや、今考えていることをについては、またゆっくりと語りたいと思う。

 

じゃあまたね。

 

バイバイ。