「高桐唯詩の本業は一体なんだ? わかりにくい」。
「レースジャーナリストみたいだけど、クルマ以外の仕事しているし、
よくわかんない」。そう思っている人多いと思います。
実はそもそもマルチなのは昔からで、ラジオDJにして興行師。
作詩家にして、大手広告代理店でアルバイト。
そういう経緯を経て、今があるわけですが、
ここ近年は、一人で「三事業本部制」を敷いて仕事に立ち向かっているんです。
一人ですから、倒産する心配がない(自己破産というのはありますけれど)
一人でも、部門を分ければ、混乱しないで計画を練ることができる。
部門を分けることで、客観的な見方と、主観的な表現を使い分けることができる。
こうした理由から、三つに分けているその事業本部とは?
1放送作家・文芸事業本部。
ここは、テレビやラジオ番組の企画構成、台本を書いたり、
小説や、伝記。
実際の本を書いて世に送り出すセクションで、
今は、春先に出るであろう、ノンフィクションのラウンチを待っているところです。
放送作家という職業は、いわばエベレストのベースキャンプみたいなところです。
つまり5000メートル級のところにいて、体力がある時に映画という頂上に登ったり、大小説というところへ登ったりできる。そう思っています。
(古い名刺。和紙でとても高価。今じゃエプソンで印刷(笑))
つぎにあるのが、
2モータースポーツ事業本部です。
ここはモータースポーツの記事を書くというのが長年の習わしでし
たが、 最近はレース業界のトップ(経営者クラス)のコンサルや、
チームオーナーのコンサル。レース業界へのスポンサー誘導や、業界
のあるべき姿を俯瞰するような役割が増えてきました。
とは言っても、無料奉仕が多く、一番お金にならない部門ですね。
海外ですと、しっかりインボイス(請求書)が書けますが、
日本じゃ相談事に請求書出したら喧嘩になりますから(笑)
スポンサーを募って、小さいカテゴリーでレース活動。そんなことも
できる部門です。
(随分前ですが私です。元気になったらまた乗りたいですね)
そしてラストが、
3作詩・音楽事業本部です。
ここでは、作詩・作曲や音楽プロデュースなど、いわゆる芸能的な活動をやっております。
今は海外の有名なバラードの日本語詩とか、書いても売れない歌謡曲の復権とか、いろいろ新作を作っています。
お相手はレコード会社のディレクターさんや作曲家、歌手さんという
まさに芸能界の方々です。
ここも採算は悪いですが当たればデカい(笑)
一つ言えることは、自分の作品が、世に出て、カラオケに入っていた
りするととても嬉しい。
今は日野美歌さんの「願わくば桜の下で」がリリースされています。
去年、日本音楽著作権協会に入って、より活動を強化しようとしています。
(まだ準会員ですがこんな協会にも入りました)
このように一人三事業本部制を敷いて降りますが、本部長はすべて私です。
どこかで不採算になれば、どこかが助ける。そういう感じですね。
カテゴリーにこだわって、いつまでも終身雇用の蟻地獄に陥っている日本。
僕は45年以上前から一本独鈷の、小さな舟を漕いできました。
そういう意味では長いあいだ、営業さん無しで、やってきましたが、
うちの事業本部長をやっても良いという方がいれば、是非、手を挙げ
てください。
少し、本音が混ざっております(笑)
じゃあまたね。
バイバイ。