昔のパリダカ映像はごちそうだ。 | F1っぅ放送作家 高桐 唯詩のブログ

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70年代から業界で働き、F1総集編26年。ル・マン、パリ~ダカ、ツール・ド・フランスなど冒険好き。現場経験多数。基本は詩人だがレース関係が長いので、クルマ関係者だと思われている。
ちょっとおしゃれで、インテリジェントな、時々泣ける話を目指します。

パリ~ダカールラリーの映像が、youtubeに出回っている。

実は、私にとっては、懐かしくも、誇れる映像である。
 
 
なぜなら、一番良かった時代のパリダカの多くは、

私が制作に関わり、執筆しているからだ。

1987-1988の10回大会が終わったあと、

5時間の特別番組を組み、フジテレビジョンの6スタを使って

朝まで生放送をした。

その素材制作から、タッチして、

翌1988年~89年の第11回大会では、パリの出発を

フジテレビで生中継し、

私自身はそのままバルセロナから、チュニジアに入り、

さらにリビアからニジェールと旅しながらパリダカを追い、

1カ月ののちに東京へ帰り、また5時間番組にまとめた。

それらの映像はVHSテープで所有していたが、

経年劣化で、ほとんど用をなさなくなった。

だからYOUTUBEのものはありがたい。

著作権について言えば、難しい部分もあるが、

自分が書いたナレーションが、あの城達也さんによって

読まれ、当時の砂漠の思い出に浸れるというのは、

贅沢で、とてもいい娯楽だ。
 
その後もテレ朝に移ったパリダカをずっと監修していました。
 
また砂漠に行きたいけれど、
 
世界はめちゃくちゃになってしまった。
 
困った、困った。