母の旅立ちと「里山桜」 | F1っぅ放送作家 高桐 唯詩のブログ

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70年代から業界で働き、F1総集編26年。ル・マン、パリ~ダカ、ツール・ド・フランスなど冒険好き。現場経験多数。基本は詩人だがレース関係が長いので、クルマ関係者だと思われている。
ちょっとおしゃれで、インテリジェントな、時々泣ける話を目指します。

2013年3月10日。母が93歳でこの世を去りました。

残念ですが、これはしかたのないことであります。


母は、岐阜県の小さな田舎の村で生まれました。

僕が子供の頃、その実家に行くことが楽しみでした。


まさに今で言う「里山」


いろいろと詩を模索するうちに、シンプルな里山の歌が出来ました。

その詩をそっと、母の棺に入れ、最後の贈り物にしました。


心の川は、汚れたり、きれいになったり。いまは少し磨かれましたでしょうか?

「里山桜」という桜はありません。私の造語です。


写真は葉山の我が家の裏山です。



     里山桜の咲く丘は  高桐 唯詩


   里山桜の咲く丘は

   母のふるさと 遠い夢

   幼い頃に 訪ねれば

   村人みんな やさしくて

   川には魚が 泳いでた

   田んぼにれんげも 咲いていた


   里山桜の咲く丘の

   鉄橋を列車が 渡ってく

   幼いボクは 追いかけて

   転んでケガして 泣いていた

   山にはみかんが まだ青く

   炭焼くけむりが たなびいた


   里山桜の 咲く丘を

   今も心に 描きます

   貧しいけれど 暖かい

   清水のような人たちと

   心を癒す あの景色

   一人で歌えば 思い出す。