2013年3月10日。母が93歳でこの世を去りました。
残念ですが、これはしかたのないことであります。
母は、岐阜県の小さな田舎の村で生まれました。
僕が子供の頃、その実家に行くことが楽しみでした。
まさに今で言う「里山」
いろいろと詩を模索するうちに、シンプルな里山の歌が出来ました。
その詩をそっと、母の棺に入れ、最後の贈り物にしました。
心の川は、汚れたり、きれいになったり。いまは少し磨かれましたでしょうか?
「里山桜」という桜はありません。私の造語です。
里山桜の咲く丘は 高桐 唯詩
里山桜の咲く丘は
母のふるさと 遠い夢
幼い頃に 訪ねれば
村人みんな やさしくて
川には魚が 泳いでた
田んぼにれんげも 咲いていた
里山桜の咲く丘の
鉄橋を列車が 渡ってく
幼いボクは 追いかけて
転んでケガして 泣いていた
山にはみかんが まだ青く
炭焼くけむりが たなびいた
里山桜の 咲く丘を
今も心に 描きます
貧しいけれど 暖かい
清水のような人たちと
心を癒す あの景色
一人で歌えば 思い出す。
