DAZNのこの画面を見た時に感じたこと
それは”何だこの既視感は・・・とこかで見たことのある光景、まるでデジャヴ・・・”という感覚でした。
そうだった、これって初めての経験じゃなかった。
我らがフロンターレは15年前に経験しているんです・・・正確なことは分かりませんが、恐らくこういう場合のfirst caseだったんじゃないでしょうか。
また、その時の決定が「後日、0-0の状態から再試合を行う」というものであり、フロンターレが1-3とリードしていただけに納得がいかず、フロンターレのとしては、これも初めてではないでしょうか、サポーターがアウェイで居残ったのは。
だって、残り時間17分での中断からの中止なんだから、1-3でフロンターレの勝利となっても、そんなに問題でもないだろというレベル。当時は、J2上りの弱小チームとしてのフロンターレと、Jの伝統ある鹿島とで露骨に扱いが異なることが多々あり、今回も鹿島に忖度した判断で、鹿島にとってはまさに“恵みの雨”となったということで、流石のフロサポもぶち切れた感じでした(笑)
鹿島のホームから「帰れ」コールが上がると、フロンターレからは「ヘボピッチ」コール(笑)
でも、この時もフロンターレの職員の皆さんがスタンドに来て「Jリーグにはクラブとして、異議申し立てをして、しっかり話をするので、後は我々に任せて下さい、今は兎に角スタンドから撤収して下さい」と
← この辺のやりとは「ジャイキリ」を彷彿とさせます(笑)
でも、事態を収拾させたのは、やはり当時の社長のシンペーちゃんでした。ピッチから、スタンドに向かって一言
「あとは、クラブでちゃんとやるから、とっとと帰れ」(笑)
他のクラブだと、余計に紛糾しそうですが、当時のフロンターレでは、この一言に、スタンドには一斉に笑い声が起り「社長がそう言うんだったら、しょうがない、帰ろう」と三々五々に撤収したのでした。
Jリーグには、それまで”いじめか!”と言うくらいフロンターレはケチばかり付けられていたので、Jの裁定が出るまでは、皆、心ひとつにチームにエールを送っていました。そして出た裁定は・・・秀逸と言うか、やけくそと言うか「後半残り17分、鹿島のFKから再開」ということになりました。ただ日程上、平日のナイターとなりフロンターレーは圧倒的に不利・・・と思いきや、公式ツアーはバス25台、1,000人で鹿島スタジアムに乗り込みました✋ ← 私は残念ながら行けませんでしたが・・・やっぱり行きたかったな 。
ゲームは鹿島が意地を見せて1点を返すものの2‐3でフロンターレの勝利。当時の鹿島のオリベイラ監督が、ガラガラのホームのスタンドと、17分の為だけに押し寄せた1,000人超のフロンターレのスタンドを見比べながら、「鹿島のサポーターはなぜ俺達を信じない、負けると思っているから来ないんだろ」とコメントしたのが印象的でした
あれから、15年。ゲームが中止になっても、不公平な裁定で結果が歪めさせたりはさせないと戦わなくても、前例に従い、きちんと対応できるようになり、再試合の告知を見ても、スタジアムに居残る様なことは無くなりましたが、でも、これはこれで歴史の1ページとしていい経験でした(笑)
そんなことを思い出した、昨日のゲームでした
では、また。
【P.S】20年近くブログやってると、こういう時に上げたエントリーって残ってるんですね、当たり前ですが(笑)
興味のある方は、当時のエントリーのURLを以下に上げておきますので、読んでみて下さい。