明日はまた、じょっちは盛り上がりそうな雰囲気ですが・・・

先ずは準決勝の第1戦が本日行われました。スペイン vs フランス。

 

サッカーのスタイルとしてはスペインの方が私の好みには合うんです。もはや一時期のパスサッカーは影を潜めていますが、それでもこっち突いてあっち突っついて、ゴールをこじ開けるというスペインのスタイルは今でも好きです。

一方で、エムバペ、デンベレといった先日のポルトガス戦で”水を運ぶ選手”ではなく、”ゲームを壊す選手(個でこじ開けれられる選手という意味で)”と評された選手で勝機を見出すというフランスのサッカーは現代サッカーの最先端だし、強いことは間違いないのですが。

 

ただ、初戦でエムバペが骨折し、チームとしてのゲームプランをどうするのか?選手一人ひとりの能力は恐らく一番であろうが、チームとしてどう戦っていくかを試しながらここまで上がって来た今のフランスのチーム状態がフロンターレに相通ずるものを感じていてシンパシーが持てます。それでも、今日スペインを撃破することが出来れば、決勝を通じて一つの形が出来たのかもしれないのですが、そこはスペインが許してくれませんでした。

 

前半、エムバぺのクロスをムアニが決めて、開始10分足らずでフランスが先制、しかも今大会で初めて流れの中で点を獲ったということで、一気にゲームはフランスに傾くかと思われたのですが、19歳の若武者ヤマルに見事なミドルを、ケントのような豪快なシュートではなく、絶妙の位置からボールが落ちていきゴール左隅のギリギリのところに吸い込まれていく芸術的なシュートを決められて同点に。ヤマルはEURO史上最年少得点を記録することとなりました✋

そして、そのまま勢いに乗って、その4分後にはダニ・オルモが絶妙なワンタッチで浮き球をコントロールして巧みにDFをかわして振り抜いたシュートに相手のDFを弾き飛ばして一気に逆転・・・わずか4分間の出来事でした。

← この2点目は、当初OGと記録されましたが、その後ダニ・オルモのゴールと訂正されました。DFに当たらなくてもそのままサイドネットを突き刺していたと思われるからとのことです。

 

このスペインの点の取り方は、良い時のフロンターレの様で、先日の磐田戦を彷彿しましたが、むしろ、やっと決まったと思ったのに、直ぐにひっくり返されるフランスの方が、今のフロンターレという感じに見えて胸が締め付けられました。

 

 

さあ、明日はいよいよイングランドとの1戦。

向こうは、EURO初制覇が掛かっている訳で、これまでメディアに「これだけの選手を揃えながら何でこんな成績なんだ」と散々叩かれてきているだけに、ここまで来て「どうだ見たかぁ~」と意気揚々の様に見えます。

オランダのガクポが得点王に手が掛かっていますが、イングランドにはベーリンガムが控えていますので、こちらの方も見ものです。

 

という訳で、いよいよ大詰めに近い付いています。

明日は昼からずっとサッカーです。

 

 

では、また。