第2節の磐田戦で5失点で敗戦してから、一旦チームをベースから建て直すとしてここまで、じわじわと良くなってきている観があった中で、前々節の鳥栖戦でまたもや5失点、前節のガンバ戦でも3失点でまたもや守備崩壊の状況です。

まぁ、冷静に捉えるとガンバ戦の3失点は2‐1から何とか同点、逆転を目指して前掛かりになっていたところなので、リスクを掛けた結果ということなので、失点の多さということが問題の本質ではないようにも思えますが。

 

この状況をいかにとらえるのか?難しいところですね。

ガンバ戦は前半得点するまでは本当に今季一番と言ってもいいくらいのゲーム運びが出来ていたと思います。課題であったスロースターターというところも克服し、自分達の時間に獲り切れないというところも何とか押し切って、得点を獲り切りましたから。

ところが、この僅か2分後に同点に追い付かれ、後半逆転。まるで第2節の鹿島戦の再現の様です。← 鹿島戦はそれでも前半は0に抑えましたが。

 

専門的なところは、番記者さんたちの解説に任かせるにしても、私的には後半明らかに”燃料切れ”の様相を呈していたようにみえました。つまり、前半の攻撃にすべてを出し切って後半は自分達のサッカーが出来ない。

これって、私の感覚では2011年の相馬監督の1年目のフロンターレに似てるんですよね。← 現在の成績も似たようなものですね。当時、”逆転のフロンターレ”って悪い意味で言われてて、前半先制しても後半必ず逆転負けするパターンが続いていました。相馬監督の言う”人もボールも動かすサッカー”と言うのは確かに見ていて面白いサッカーなのですが、当時のフロンターレのメンバーでは90分続けることが出来ないと感じたことを思い出します。

 

翻って、現状を見てみると、今対峙しているチームに対しては、2020年、2021年の様なフロンターレのサッカーをすることが出来ない状況を迎えている、つまり、今の状況であの頃のサッカーを目指しても、それを90分間続けることはフィジカル的に限界があり無理なんだという状況になっていると言わざるを得ないような気がします。

 

これが、オニさんが毎回指摘するように「やるべきことをやる」「自信を持ってやり続ける」ということが出来さえすれば余計な体力も使わず、相手がやろうとしていることが出来なくなり、ゲームを支配することが出来るようになるのでしょうか?正直ここが不安になるところです。

 

でも、私としてはフロンターレが勝てば内容は問わないという気持ちはこれっぽっちも無いので、今のスタンスを貫いて欲しいと思っています。確かにJ2に落ちると困りますが、それはステータスの問題ではなく、お金の問題を筆頭にますます自分達のやりたいサッカーが出来なくなるという意味でです。

なので、今の方向性を貫いて欲しいのですが、果たしてチームとしての意思が今どこにあるのか・・・心配なところではあります。

 

 

記事の内容はヴェルディと町田についてですが、その本質はフロンターレも同じと思います。

今は、まだキャッチアップできていないので、自分が観たまんまの感想を言っていますが、チームの状況が伝わってくれば、何となく感じているこの閉塞感を打ち破ることが出来るのでしょうか・・・

ちょっと、いろいろまた情報集します(笑)

 

 

では、また。