いや、今日もまだまだフロンターレの目指す形とは程遠いかたちでの勝利でした。

前半は相手のペースで押される形になり、その中から少ないチャンスを活かしてなんとか3得点出来はしたものの、、後半追加得点は無く、クリーンシートとはいうものの、カミのそれこそ”神セーブ”(あと大南の神カバー)に助けられた形で、ラッキーなところがあってですので・・・・・

 

ですが、今日も着実に積み上がって来ていることが見られたゲームで、相手の不調やラッキーに助けられた勝利ではないことは明らかなのに対して、この積み上げは誰の目にも明らかなので、タイトルの通り大きな1勝、嬉しい1勝ということになります。

 

 

中でも、やっぱりゴミス選手の来日初得点、加えてハットトリックというのが一番嬉しい✋

ゴミス選手、おめでとうございます🎉

ブラジル人選手達と違って、私生活も含めあんまり情報が伝わってこないせいもあり、また偶に更新されるSNSも何かサッカーとは少し離れた感じもあったので、現役選手としてはもうあまりギラギラはしていないのかもしれないと勝手に思ったりしていたのですが、今日のインだビューとあの涙やオニさんの言動を見たり聞いたりしていると、彼も苦しんでいたんだと本当に良く分かりました。

← 初得点シーンでのオニさんのガッツポーズ。天皇杯の決勝で決めたかのような気持ちの入り方でした(笑) それにハットトリックを決めた後のシンの喜び方も

 

インタビューでは、彼がサポーターの示してくれたpassionが本当に支えになったと先ず冒頭に一言一言、言葉を選びながら真剣に答えてくれている姿に思わず、グッときました。彼がフロンターレを選んでくれたことやここまで真摯にチームと一緒になって同じ方向に向かってくれていることをサポーターは受け入れているし、リスペクトしているとがきちんと伝わっていることが、サポーターとしては嬉しかったですね。

それにしても、ブラジル人選手の発掘に関してはフロンターレは無茶苦茶上手いと言われていましたが、こういうチームカラーにあった選手をよく見つけてきましたよね。

 

今日良かったことは、後ろは前節から変えずにメンバーが組めたこと。漸く形が出来つつあるなと思います。特に、際選手。怪我で出遅れていたのでしょうか、最初は三浦選手や山本選手でかすんでいましたが、今やすっかり順応して定着しつつあります。

更に良かったのは、コウタやゼ・ヒカルド選手も今日使えたこと。

怪我人が戻ってくることでメンバーも固定化されつつある中で、こういう選手達も試合に出ないことにはレベルが上がっていけないのですが、このように使われたことで、今のチームのレベル感を感じ、目を揃えて行けるようになると思います。前節、終了間際のこれからという時間帯に投入され、ボールロストが目立ったゼ・ヒカルド選手も今日は失うことなく、また相手から奪うところでも機能していました、フロンターレのゲームから遠のいていたコウタも、今の雰囲気を感じたと思います。

 

まだまだ、苦しい状況に変わりはありませんが、少しずつ底上げは出来ています。次は今まで3度跳ね返されている連勝への壁を乗り越えられるように、また一緒に戦っていきましょう。

 

最後になりますが、ミシャ監督。僕の好きな監督の一人でもありますが、今節を迎える前から更迭の噂が出ていました。プロの世界なので仕方がなく、避けられないことかもしれませんが、彼のサッカーをまだまだ見たいと思っています。

 

 

では、また。