さすがにホームで3連敗、しかも前節は4₋5の打ち合い、今節は0‐1の最少失点でそれぞれ敗戦ということになれば、メディアからも色々な見方が出てくるんですが、内容は似たり寄ったりであんまりで、論点や焦点はそこじゃないでしょという記事が多いので、記事を読んでもそこから広がらないですね。

 

例えば、

という記事も読んだんですが・・・・補強を査定しているんじゃなくて、単なる結果の査定にしかなっていないので、これを読んでもう一度、視点を変えて見てみようという気にはならないですね。

 

この記者さんは、今のフロンターレに欠けているのは、局面での強度不足、試合の入りの拙さ、守備の緩さという点を指摘されているんですが、それはゲームを観ていれば誰もが認識していることなのですが、こうなっていることの原因が、抜けた選手と補強した選手との力の差にある、ということであれば「補強を査定」というのも理解できるのですが、この点については、恐らくゲームを観たほとんどの人が、この差が選手の個の力の差ではなく、連携や意識の共有のギャップといったところにあると感じられているんじゃないでしょうか?選手に力がないのではなく、チームとして出来上がっていない、まだ稚拙だということだということだと思います。

 

個の力にそん色がないのであれば、僅か3試合、リーグで言うなら2試合負けただけで「今オフの補強策は、マイナス査定と言わざるを得ないだろう」というのは論理展開に無理があると思います。

 

もう一つ取り上げるとしたら、常にチームをよく見ている番記者と呼ばれる記者さんの書いた記事が良いと思うので、川崎フットボールアディクトは有料記事なので、ここではサッカーダイジェストの記事を

 

ここでは、ケントのポジションの変化(アンカー→SB)に注目して、これが機能したことが光明の一つと捉えているというもの。このケントのSBが機能したというのは川崎フットボールアディクトも同じ。その上でカギとなってくるのが、この試合を経て各クラブが直ぐに対策を練ってくるはずであり、そうした動きを技術力とポジショニングでいなしていけるかどうかということだというのが結論となっている。

この観方のほうが、我々には納得性が高いのですが、もしこの結論通りであるとすると、進化の軌跡が見えにくくなり、また分かりにくい状況が続くと思われます。というのは、チームが進化しても相手が対策を打ってくるので、そこが活かされず結果として進化しているにも関わらず勝てず、見ていても進化したという実感が得られないという何ともいやらしい状況が出現してくることになるので・・・・

なので、一皮むけるのにどれくらい時間を要するのか?ここはチームを信じて待つしかないということになり、このもんもんとした時間が続くということです。

 

ただ、江藤さん、本田さんとうちの番記者さんたちの見方は一致している様なので、安心感はあります。後はいしかわごうさんの記事をまだ読んでいませんので、彼がどう見るかですが、ツイートを見ている限り同じような見方をされていると思われます。

そうなると、今重要なことはエルゴラさんが言うように

『勝つために大切なことはたくさんあるだろう。ただ結果に左右されてブレる、バラバラになるのを避けなければならないことだけは確かだ』 

ということだと思います。

 

 

何か人の気も理解しないで、勝手なこと言っているなぁと思ったので、こういうとりとめもない記事を書いてみました(笑)

 

 

では、また。