一昨日のゲームでもう一つ、降れない訳にはいかないことがPK。

 

まず最初にネットではレフェリーに対しても色々言われていますが、私は飯田主審は良かったと思っています。判定が全て納得がいくものではなかったですが、基準はブレていなかったと思います。

で、あの一番判断が難しかった5点目のシーン。ジャーメイン良選手のハンドによる得点取り消しか否かのチェックの最中に、今度は瀬川選手のハンドが取り上げられることになって、結果的にはジャーメイン良選手の得点は取り消されてPKとなりました。ジュビロ側としては、得点が決まり、ジャーメイン良選手のハンドよりも先に瀬川選手がハンドしているとの判断になったので、そのまま流せばいいじゃないかと思われるのも尤もですが、時系列的に考えればあの判断は正しいと思います。

 

ですが、そうなると引っ掛かるのが湘南戦でのエリソン選手の決勝ゴール。

あれも、審判はアドバンテージを示すジェスチャー両手を前にならえの仕草をしていたので、レフェリーはファールを認識していたということですが、それならVARがこれを指摘して、PKにすべきだったということになりませんか?

審判がアドバンテージで流してVARは介入しなかったということなんで、「時は戻らなかった」ということになるんでしょうか・・・

 

まぁ、その後のPKが決まったので、ややこしいことにはなりませんでしたが(笑)

その後のインタビューで「2本目のPKを同じところで決めるというのはメンタル強いですね」と聞かれて「やり直しのPKなんで外しても責められないかと思った」と答えるの聞いて「言われてみればその通りか」と納得しました(笑)

 

で、その直後に今度はシンがPK獲得。

今のキッカーはキャプテンかと思いきやエリソンの様で、エリソンが位置に着こうとしていた横でシンガボールを離さない(笑)本人も認めているように駄々をこねていました。

ダイヤがベンチに確認しているようなので、これでシンも万事休す、というのは昨年、点差を広げておかなければ何が起こるか分からないという状況だったので、ハットの懸かったダミアンではなく、ヤストにPKを蹴らせたということもあるので、ベンチが「このままシンに蹴らせてやれ」と言わないことは分かっていたので。

で、シンもようやくしぶしぶボールをエリソンに渡したのですが、ここで信じられないことが起こりました。なんとエリソンがそのボールをシンに返して背中を強く押し出したじゃないですか。

 

もうこのシーンだけで泣きそうになりました。だって、エリソンはハットが掛かっていたんですから。常々「自分の得点よりもチームの勝利が大事」と言っていたのですが、その通りの行動だと思いました。

ピッチの上だけではなく、ノボリの後を引き受けてはっちゃける姿を見ていて、シンの今年にかける思いは痛いほど伝わっていたので、彼がこのゲームだけではなく自分が点を獲るということを示そうとしていることは痛いほど分かっていたのですが、シンが化けることがチームにとってのプラスだと判断したエリソンがそれに応えるなんて、その男気にもう感動です。

 

でも、逆にこれでシンが外したら、大きく尾を引くんじゃないかと心配したんですが、シンのキックが見事な位置に見事なボールで、これでもう堪えていた涙が思わずこぼれてしまいました。ホント良いチームだとしみじみ思いました。

こういうところから、ここまで来たんですよ(笑)うちのチーム。

 

こういう話で、やるべきことから目を反らされては困るんのですが、オニさんはインタビューで「点を取ったからOKということに、自分の中ではなっていないです。」とちゃんと抑えるところは抑えてくれているので、やっぱり今期は楽しみしかないですね。これからの伸びしろに期待しましょう✋。

 

 

ということで。

では、また。