先ずは、横浜Fマリノスに関わる全ての皆様、ACLベスト8進出、おめでとうございます🎉

いまやマリノスだけが、唯一残ったJの牙城ですので、どうかこのまま勝ち進んで行って下さい。

 

そして、ヴァンフォーレ甲府の関係者の皆様、ヴァンフォーレ甲府のここまでの活躍に敬意を表します、お疲れ様でした。初めてのACLはさぞや大変だったと思います。色々な逆境にもめげずに戦うチームの姿には勇気をもらいました。蔚山はマリノスがきっと仇を討ってくれると思います。

 

最後に、マナブ、ゴンちゃんこと中山雅史監督率いるJ3アスルクラロ沼津への加入が内定したようで、良かったです✋まだまだやれます、そこからまた上がって来て下さい。

 

随分前置きが長くなったのですが、ここまで3試合公式戦を戦って私なりに見えてきたことを、私なりに整理してみました。← あくまでも私見ですから(笑)

フロンターレについては、今年のテーマは1) vs. ハイプレス、2) vs. パワーフットボールということになると思います・

 

先ず、 vs. ハイプレスについて。

これは昨年も何回か書いていますが、フロンターレやマリノスのサッカーに対して昨年、神戸が優勝したように、近年のJ1リーグではポゼッション型とハイプレス(堅守速攻)型のせめぎ合いの様相を呈しており、フロンターレについても前から強めにプレッシングされるともろいというのが定評になっていましたが、今回のSUPER CUPでは前半はある程度押し込まれましたが、後半からは完全にこのプレスを機能させないことに成功しています。神戸には武藤選手がいなかったというディスアドバンテージがありましたが、ゴミス選手にロングポールを預けることでプレスを回避し、そこから組み立てていく形が機能しました。しかもヤストやアキさん不在の状況で。結果、このゲームに関してはフロンターレに軍配が上がりました。

しかしながら、神戸や天皇杯を戦った柏も黙ってみている訳ではないので、次の手を考えてくると思うので、ここをどうしのげるか?如何にプレスを回避して、自分達のリズムを作れるか、これが一つのテーマだと思います。

 

もう一つのvs. パワーフットボールについては、今回のACLでまた課題を露呈する結果で終わっています。私は少なくともピッチコンディションが万全であれば、フロンターレの技術があれば、強度の高い相手でも技術で押し返すことが出来ると考えていましたが、先日のホーム山東泰山戦でこれはまだ幻想でしかなかったと思っています。

但し、このことはパワーで来る相手には技術では押し返せないということではなく、技術プラスαでチームとしての連携が必要だということと理解しています。

 

ACL敗退直後のインタビューでもソンリョンは「自分はパワフル・サッカーの経験もあるが、その上でフロンターレのサッカーは良いサッカー」だと言い切っていますし、三浦颯太選手によると最初から同点で終わるということは頭になく、勝ち越しに行ったというところで、相手のパワーに跳ね返されたという理解をしているということ、即ち、技術で相手を上回らなければならないといういつもオニさんが言っていることが浸透しているが、まだそこまでの完成度には至っていなかったとと見ているということで、チームとしての方向は固まっているということ。

この点に関しては、山本悠樹選手も「(山東泰山の様な)相手に対しても技術で上回らなければいけない。それがフロンターレというチームだと思う。」とその方向性ブレは無い。公式戦と言えどもまだJ開幕前であることを考えれば、敗戦により克服すべき課題がチーム全体で共有できたことの意味は大きいと思います。

 

(参考記事)