ちょっとはしゃぎ過ぎましたかね💦

なんか、浮かれているところに冷水を浴びせかけられた感じです。

今年の初戦であるACLの初戦で3点獲って勝利し、SUPER CUPでは完全ターンオーバーが成功して神戸から勝利と上手い具合に来ていたので、全てが上手くいっているような勘違いをしていましたが、その一方でキャンプから言われている失点の多さや新規加入選手が多いことでの連携や意志疎通がが上手く出来ていないという課題があることも認識していたのですが・・・

 

まあ、先ずはこの現実を冷静に見て、何を行っていくべきかをしっかり見据えてまえに進まないと、週末にはJリーグの開幕戦が控えていまっすから。

← こういう時にゲームが詰まっていることは私にとってはラッキーなんですが。

 

私が見ていて、まず感じたことは1度失った流れを取り戻すことが出来ないのは何故?というところです。

キャンプだとかで、結構失点が多くて負けている試合結果は見ていたのですが、実際に90分のゲームを通じてこの”脆さ”を見たのは機能が初めてでしたので、ここに危機感を感じるのと同時に?ってなっています。

 

というのは、前半の2失点は最悪で、すべてミス絡み。

最初の1点は、大南選手のミスですが原因はDAZNで寿人さんが指摘していたように、連携ミスが発端となった個人のミス。2点目は、コーナーキックのはずが相手への絶好のパスを与えたこと・・・これに関しては何が起きたのか全く分かりません。。現地観戦した息子によると蹴る前にみんなで集まって話し合っていたということなのでデザインプレーがズレたとは考えにくいなぁと思っているんですが・・・DAZNでは上げようと思ったボールが上がらなかったのではということも言われてましたが・・・

 

通常では、これで万事休すですが、昨日のゲームの場合ここから三浦選手が技ありのシュート決めて、エリソンがマルシーニョの跳ね返りを決めて2-2にまで盛り返しているので、一旦、相手に渡した流れを引き戻すことは出来ているんです。昨年までのゲームはこの流れを取り戻すことが出来なかったのみ、これが出来たのに何故・・・

← そう言えば、1-3から3-3に追いついて、最後の最後で入れられて3-4で負けたというホーム・ガンバ戦というのがありましたが・・・

 

でも、これまでの流れで行けば、これで流れを取り戻すと一気にフロンターレの流れになるのですが、昨日はそこから3点目を取られて最後ATに決めらるという流れですから・・・しかもホームで。

昨日のゲームを観ていて感じたのは、そういうところでの自信の無さですね。やっぱり、選手が入れ替わっていて”等々力劇場”の効力が落ちているんだと痛感しましたね。

オニさんとかはリップサービスも含めて”サポーターの後押しが力になっている”と言ってくれますが、等々力劇場の真骨頂のようなゲームを新しく入った選手達は自分達で実感していないので、そこの所で暗示にかかり切っていないというところがあるのではと。むしろいしかわごう氏の言うような”大一番の最後は等々力で最後の最後に落とす”というマイナスのイメージの方が強いのではないでしょうか

 

これも、やはりこれからまたしっかり築き上げていかなければならないものの一つだと思います。

等々力では何が起こるか分からない、等々力では追い付いた後は負けない、と選手が思ってくれないと等々力劇場の効力はないですから。選手が、そういったゲームを実現出来るようになるには、先ずは「どんな時でも信じて応援してくれるサポータがいる」と思ってくれて「そのサポーターの前では負けられない」と感じてくれることが重要なので、ある意味ここはサポーターからのアクションということだと思います。

← ブーイングしたりフロントに文句いうというかたちではなくて、先ずは「信じているから、大丈夫。」ということを示すことだと思います。

 

まぁ、技術面や戦略面のところは、オニさんやコーチ陣がやってくれるでしょうから。

あと、経営陣が考えなければならないことは、この先の方針を示すことでしょう。ACLを戦い抜く前提で2チームが維持できるような戦力補強を進めた訳ですから、ここでACLが無くなったらどうするのかということをしっかり現場に示すことです。もともと、ルヴァンで予選免除とか色々後から配慮されたので、このACLを落としても当面ゲームが減るのは2試合程度しかなかった訳ですから、目先のところはそんなに大きな変更ではない訳ですし、ACLの制度変更でACLに参戦すること自体で大きな負担になるので、余剰戦力とはならないはずです。なので、フロンターレがこれからもACLを本気で獲りに行くのであれば、この体制をどうやって維持していくかを考えるのが経営のやるべきことです。

企業である以上、収益も大事でしょうが、先ずはこの根本のところをしっかり固めた上で、親会社やスポンサーの理解を得られるように考えて下さい。

 

ACLがここで消えたということは、今日はも何もしたくないという程の脱力感ですが、得られたものも多々あったはずです。

例えば、本格参戦したばかりの三浦颯太選手のゴール👊後ろから駆け上がってきたスピードそのままに確度の無いところからのシュート、僅か2戦目でチームにフィットしている山本選手、そして何よりは敗退したことに涙するエリソン選手、ダミアンやシミッチ以上にチーム想いのブラジル人選手は見たことがない、これだけのメンバーを揃えられたのですから、現状を見据えて、課題を一つ一つ認識し、克服していけば未来は明るいと思います。

 

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さあ、次は開幕戦。

選手と一緒に、サポーターも切り替えて、今年のリーグを良いかたちで迎えましょう

 

 

では、また。