前日会見を見て、思い出しました。

トゥヘルってどこかで聞いたことがあると思っていたら、フロンターレが8年前にドルトムントと対戦した時の監督さんだったんですね。

Borussia Dortmund Asia Tour 2015 vs.ボルシア・ドルトムントemblem

 

前にも書きましたが、このゲームが行われた2015年は2度目の駐在で日本に居なかったので、現地参戦出来なかったのですが今も記憶にはっきり残っています。その理由は0‐6というサッカーでは見慣れない敗戦を喫しながら、この時選手達は打ちひしがれるどころか、やるべきことが明確になったとコメントし前を向いていました。この時憲剛は、

「止めて蹴るの質。これは、僕らもグラウンドでできると思うので。それはやれると思います。これを連続してやらないといけないと思います」

と言って、ここから今のフロンターレが始まっているとと私は思っています。

 

あれから8年経って、あの時のメンバーは誰もいません。

今回は0‐1で惜敗となりましたが、今回もまた収穫は多かったと思います。

確かに、相手のコンディションはまだまだで、日本の暑さや湿気にも慣れていないことから、相手に相当のミスもあったこともありますが、少なくとも前半の45分は個々の選手の実力差がある中で、組織力を活かして面白いサッカーを展開したんではないでしょうか?

 

中でも瀬川選手、瀬古選手、橘田選手は覚醒した感があるのは私だけでしょうか。

また決定的なところでシュートを外したシンや名願選手は、何を感じているんでしょうか(笑)

また、解説の槙野氏絶賛、リョータの再来とまで言わせた大関選手は後半戦は、公式出場のチャンスはあるんでしょうか(笑)

 

今はまだ、このゲームの収穫が何であったかは分かりませんが、数年後にこれが大きな転機で、これらの選手が一皮も二皮も剥けたということになると嬉しいのですが。

 

 

では、また。