私はバリバリの文系ですが、大学時代はコンピュータサークルでした。

最初に駐在した時に、アジア経済危機で仕事が無く、時間を持て余していた時に少しプログラミング言語やハードウェアを勉強し直したのですが、長続きはしなかったです。

で、3rd Waveは大学生になった息子が自作PCに手を出したところから始まりました。という訳で、今は息子の後ろで”良いとこ取り”的に、もう一度この世界に足を踏み入れてみようかと思います。

 

そんな彼が、製品をレビューしたというので以下に掲載しました。興味のある方は一度見てみて下さい。

今回、彼がレビューした商品はゲーミング・マウス「Razer DeathAdder V3 Pro」です。

Razer DeathAdder V3 Pro 

 簡単に言うと、
 ・前作に比べて形状が大きく変化
 ・20g以上の軽量化
 ・女性や手の小さい方は注意が必要。
 ・前作の完全上位互換ではない…?

  ※今回はセンサー感度、スイッチ反応速度等の体感的に感じにくいものには詳しくは触れません。
 

【基本情報】

  カラーリング/ ブラック、ホワイト、Faker Edition(レッド)

  最大感度/ 30000DPI

  最大ポーリングレート/ 通常時1000Hz、Razer HyperPoling Wireless Dongle使用時4000Hz

  ボタン数/ 5つ

  接続方式/ Razer HyperSpeed Wireless (2.4GHz)、有線(Type-C接続)

  バッテリー時間/ 最大90時間(1000Hz使用時)

  チルトホイール/ なし

 

  同梱品

   本体、2.4GHzUSBドングル、ドングルアダプター、Type-A – Type-C SpeedFlexケーブル、

   専用グリップテープ、製品ガイド、ステッカー

 

前作DeathAdder V2 Proとの比較

  

サイズ感は、長さが1㎜ 中心幅が約6mm 高さが約1,3mm V3の方が大きくなっています。両方とも右手用のいわゆるエルゴノミクス形状のマウスになりますが、今作はDeathAdderシリーズ特有の中心部のくびれがなくなっています。個人的には従来のデザインでは薬指が少し引っかかる印象がありましたが新デザインになり、余裕が生まれました。
 

続いて今作最大の特徴である、重量について。

DeathAdder V2 Proが86gだったのに対して、今作は64g(ブラックは63g)と約20g以上の軽量化がされています。使用感としては、初めは軽すぎる印象を受けましたが、1週間もすれば慣れました。

軽いからといって決して作りがチープなわけではないです。強く握っても軋みやたわむような事はなく、流石Razerといったビルドクオリティになっています。

 

ただ軽量化の影響で次の機能が省かれている部分もあります。

1. ライティング機能。
DeathAdder V2 Proでは下部のRazerのロゴがRGBで光るようになっていましたが、今作は印刷という形になっており、代わりにマウスホイール上部にインジケーター用のLEDがついていて、電源情報やDPIの確認が出来るようになっています。

2. Bluetooth接続
今作では無線機能は2.4GHzのみとなっておりBluetoothによる接続は廃止されました。

 

また、V2 Proではサイド部分がラバーのグリップ状態になっていましたが、今作は特にこの部分の加工はなされていません。専用のグリップテープが付属品としてついていますが、個人的には形状として手にフィットするので付けなくても問題は感じていません。(グリップ感にこだわる方は付けると良いと思います。)

価格に関してはV2 Proが8,980円(税込み)なのに対して、V3Proは21,780円(税込み)と大幅にアップしています。

(価格.com最安値調べ)

 

使用感と総評 (あくまでも、個人的な感想です)

最近はLogicoolのG Proを筆頭に、左右対称マウスがゲーミングマウスとして流行っていますが、「右利きのエルゴノミクスマウスが良い!」という方には第一候補になりうるマウスだと思います。5ボタン、軽量ということで主なユーザーはFPSプレイヤーになると思いますが、コマンド操作が少ないMMO(原神など)でも十分に使いやすいと思います。

 

持ち方としては、かぶせ、つかみ持ちユーザー向けの製品ではありますが、つまみ持ちも出来なくはないと思します。(ただサイズが大きいので持ちやすくはないです)

 

充電の保ちに関しては、通常使用程度であれば、週に1,2回程度の充電で十分です。(スリーブ機能もあるのでカタログスペックより長く感じます)

 

少し残念な部分はBluetooth機能の廃止。DeathAdder V2 Pro使用時、デスクトップは2.4GHzで接続して、ノートPCにはBluetoothで使うといった一台二役を担っていたが、今作で廃止されたのは少しマイナスポイントです。

また、人によっては大きすぎると感じたり後部の山の部分が高すぎると感じたりするみたいなので不安な方は実際に触ってみることをオススメします。

 

総評として、DeathAdder V3 Proは究極を追求する人のためのマウスといった印象です。

とにかくゲーミング性能にこだわり、その為にLEDやBluetoothといった機能を省いたE-sportsプレイヤーのための究極のマウスの形ではないでしょうか。価格差を考えるとV2 Proでも十分戦える性能であるため、どちらを選ぶかは性能と機能を各個人で天秤にかけてもらって、判断してもらうのが良いと思います。
筆者の場合、一度V3 Proを触ってしまった身としては、V2 Proに戻ることはできないと感じています。

 

 

 

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