映画「からかい上手の高木さん」を観た感想を書きました! | 瀬戸内小豆島での田舎暮らしを14年間毎日書き綴る島の案内人 川崎正のブログ「小豆島で生きる!」

映画「からかい上手の高木さん」を観た感想を書きました!

こんばんは!

小豆島はくもりのち晴れです。

予想最高気温24度です。

 

今週は良いお天気が続きそうな小豆島です。

6月に入り気温が上がってきましたが、

まだ気持ちの良い気候のようです。

 

さて、金曜と土曜日にかけて

映画「からかい上手の高木さん」を観てきました。

 

今日は感想ブログです。

ネタバレを含みますので、まだ映画を観てない方は、

ここから先は見ないでくださいね下矢印

 

 

 

●オープニング

いきない100%片想いの音楽から始まり、

アニメでの100%の映像が流れます。

映像の二人の声を担当するのは

高橋李依さんと、梶裕貴さん

そう、アニメ「からかい上手の高木さん」の

高木さんと西片の声を担当している二人の声からスタートするのは、

アニメファンにとってはたまらないスタートでした。

 

●高木さんからの電話

西片の部屋は、筋トレマシーンが増えたぐらいで、

他は中学生時代と変わらない様子でした。

電話にどぎまぎしている様子は西片そのもので、

高橋文哉=西片にすんなり入っていけました。

高木さん「もう一度行きたい場所に戻る」このセリフは後々キーワードになります。

 

●教育実習生前日

職員室で中井君と西片が話してる所に田辺教頭がやってくる

仲良かった二人が職員室で席を並べてるのもいいですね!

田辺先生はあまり10年の月日を感じさせない風貌でした。

田辺教頭の「西片せーんぱい」というセリフ、

中学生時代の二人の会話をどこかで見てたのか?

 

高木さんとの再会

2年3組の用具入れに隠れてる高木さん

西片の驚き具合と、高木さんのからかい具合は、

一瞬で中学生時代に戻りましたね。

 

海辺で音楽を聴くシーン

これも中学生時代の再現でした。

一つのイヤホーンで二人で「キュン♡せっきん!!」を聞く、

砂浜を歩くシーンも昔の二人のままでした。

 

居酒屋のシーン

中学生時代の同窓会兼高木さんのお帰り会

主要キャスト以外の人が気になりました。

高木さんの右にはミナちゃん

浜口の左は高尾でしたね。

他に女子1人と男子二人いました。

木村はいませんでした(それとも激やせしていたのかな?)

南国で食事をしてて、外へ出たら味彩になってました。

 

帰り道

永代橋で、高木さんに目をつむって、とからかわれる西片

「また明日ね」と帰っていく高木さんに

高木さんとの明日が来る楽しさを感じたのではないかな?

 

●教育実習期間

美術の実習に来ている高木さん

生徒のリクエストで西片の似顔絵を書く高木さん

相変わらず上手な絵でした。

西片のホクロが無くなってるのが気になりました。

 

生徒さん役は大関さんと町田以外にも

これから出てきそうな若手の子がいそうな感じでした。

 

西片は大関さん、高木さんは町田君とのやりとりをするうちに、

自分の事も考える良い機会になっていたような気がします。

町田君が高木さんに「高木さんにとって”からかう”ってのはどういう事ですか?」

「からかいは、好きのもっと好き」て答えました。

後に、西片にも聞かれるが「内緒」って返してます。

 

大関さんと町田君の二人の中学生の話題を進めながら、

高木さんと西片にも大きな影響を与えていて行くのでした。

 

大関さんからの相談に、悩む西片にアドバイスする田辺教頭

予告で出て来るシーンですが、いつも良いタイミングで、

西片にアドバイスしてくれますよね。

 

町田君だけは、「高木さん」って呼んでいて、

町田君が高木さんをからかう所が何度かあって、

それに反応する高木さんが面白かったです。

教育実習生最後の日の前日、廊下で高木さんを呼び止める

「高木さん」って声がするのですが、西片かな?

と思ったら町田君でした。

 

不登校だった町田君が学校に来て大関さんと会話するシーン

昨夜の情熱大陸で舞台裏が放送されていました。

現場でセリフを作り直して行ったそうで、

最初に予定されていたセリフよりもかなり良くなっていました。

ああやって現場でブラッシュアップしていくのっていいですね。

 

●中井君と真野ちゃんの結婚式

田辺先生のスピーチからの、まだ中井君からプロポーズされていない件

中井君らしい鈍感さが出ていました。

 

浜口のやらかしで、ブーケをプールに落としてしまう。

西片が迷うことなく飛び込み、

それに後を追うように飛び込む高木さん

西片のそういう行動に感動しつつ「バカ」と言ってしまう高木さん

 

濡れてしまったので、ラフな格好に着替えて、

出てきたところで、西片のマネをする高木さん

全部アドリブから始まったシーンのようで、

素で楽しんでる様子がうかがえました。

 

帰り道、お互いに彼氏彼女がいないことを確認し、

西片から夏祭りに一緒にいかないかと誘います。

「パトロール」だよ!と西片らしい照れ隠しありました。

 

●夏祭り

パトロールなのに浴衣を着てくる高木さん

そういえばアニメではパトルール役は田辺先生でした。

中学生版では夏祭りのシーンが無かったので、

大人版で初めて夏祭りに行くシーンが見れました。

 

花火を見ながら、「高木さん、きれいだね 花火」としか言えない西片

西片らしいもどかしさが残った夏祭りでした。

 

●教育実習最終日前日

町田君から「自分の気持ちを伝えないで去るんですか?」と後押しされ、

教室にいる西片を訪ねる高木さん

 

テラスで、手で眼鏡を作って見るシーン

中学時代にもありました。

 

教室での告白からの告白返し、からのプロポーズシーン

一体何分同じ画角で、長廻しで撮ったのだろうか?

体感的には20分でしょうか?

 

教育実習生機関の3週間の中で、

お互いに隣にいる事の大切さを感じた二人

高木さんが10年間西片の事を好きだったことに

ようやく気が付いた鈍感すぎる西片にはビックリでした。

最初は付き合おうとお互いに言っていたが、

付き合うことが大事ではなく、

すーっと隣にいる事が大事で、

そうなると付き合うよりも、もう結婚を決めて、

お互いがそばにいるのが幸せなんだと気が付いたようですね。

 

お付き合いのお願いから、結婚のお願いに変わったシーンでした。

 

長廻しすることでカメラや周りの気配を感じなくなり、

二人だけの世界になることが出来るような事を、

何かの番組で今泉監督は言っていました。

 

全部のセリフを覚えていたのか?そのまま言えたのか?

そしかしたら全体の方向性があっていれば、

間のセリフは細かくあって無くても、

その場の流れで最後までもっていけたのならOKだったのかもしれませんね。

とっても長いプロポーズのシーンでした。

 

教室がプロポーズの場所!?ってなりますが、

高木さんにとっては西片の隣にいた一番の想い出の場所ですから、

最高のプロポーズになったと思います。

 

二人で手を繋いで帰ってる時に、

西片自転車は?との高木さんに

「高木さんと手を繋いで帰りたかったから自転車置いてきた」

って、高木さんが中学の時に言ったセリフですやん♡

 

 

●教育実習最後の日

2年3組の生徒たちから歌の贈り物がありました。

それは高木さんと西片も卒業式で歌った「変わらないもの」でした。

 その音楽に合わせて、中学生時代と現代の

対比みたいな映像が流れてきて、

二人の10年前と今も変わらない想いを思い出させて

ここで涙腺爆発でした。

 

●高木さんと西片の結婚式

教育実習から時がどのくらい経ったのかは不明でしたが、

ついに高木さんと西片の結婚式の映像が出てきました。

参列者は後ろ姿でしたので、いつ誰が参加したのかは分かりません。

神父の声の返事とと、高木さんの「からかい続けることを」

「誓います」という言葉が合わさったようなラストでした。

西片への愛の誓いと、からかい続けることの誓いでした。

 

まあ、その誓いの言葉よりも、結婚式にまで行けたことが大事な気がしています。

 

そしてエンドロールの「遥か」

何度も聞いてるはずの「遥か」は、

映画で初めて聞くのとは違います。

中学生版のドラマのエンディングで毎回流れる曲が、

大人になった二人の映画の最後に流れてくる

 

さらに!高木さんが元高木さんになって、

ちいちゃん連れて、親子三人で重ね岩へ行ってるシーンが、

エンドロールに挟まれました。

ここでさらにどっかーん。

 

最後に、エンドロールで小豆島関連の名前を探しながら終わりました。

 

★10年の時を空けたことに対する私の意見

高木さんがパリに行かずに、そのまま中学を一緒に卒業して、

そのまま島の高校に通っていたら、

そのままからかい続けていたかな?

周りの男女が付き合い始めると、

西片も、付き合ってない男女が一緒にいるのはおかしいと、

高木さんから離れていこうとしたかもしれません。

 

もしくは周りの勧めもあって、高木さんと西片も付き合いだしたかもしれませんね。

そうなると二人の関係性は多少ピュアではなくなっていったかもしれません。

 

10年合わないでいたことで、中学時代のピュアさが

そのまま二人の関係性に残っていて、

そのままゴールに進んで行ったように思います。

 

今回の映画版で二人が結婚し、ちいちゃんという娘が誕生したことで、

元高木さんへとつながる道が出来たと思います。

ファン待望のからかい上手の元高木さんのアニメ化への期待も、

少しばかり可能性が上がったような気がします。

 

小豆島の景色や、その空気感を、

小豆島の人がスクリーンからそれを感じたか?

はい、バリバリ感じました!!

全員小豆島弁ではないのですが、

小豆島感は見てくれた人たちに十分伝わったと思います。

 

今泉監督はじめ、関係各所のみなさん、

俳優部のみなさん、小豆島フィルムコミッションはじめ、

小豆島のみなさん、ステキな作品をありがとうございました。

 

この映画をきっかけに小豆島を好きになり、

実際に訪れる方がたくさん増える事を期待しています。

 

 

まだまだこの映画についての情報はたくさんあります。

これからもしばらくは高木さんネタを出して行きますよ。

 

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

今日も1日おつかれさまでした。

 

No.6266