日経平均、2023年11月の動き | 投資家リプリーの気まぐれブログ

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日経平均の11月の数値は以下の通り:

 

始値 31,311

高値 33,853 (20日)... 前月高値の32,533からは上昇

安値 31,301   (  1日)... 前月安値の30,487からは上昇

終値 33,486 ... 前月終値比 +8.5%!

 

7月〜11月の日足は以下の通り。

 

7月以降は概ね31,600〜33,800近辺のレンジ内での動き。

10月に入ってレンジを下抜けたが、11月に入って反転上昇し

Wボトムを形成した。

 

上昇の大きな要因は以下の2点;

 

① 10/31〜11/1のFOMCの結果、 9月のFOMCに続き

 2回連続で金利は据え置かれた。

 

 次回12月のFOMCでも金利は据え置かれるとの予想が

 FOMC直後に71%から78%に上昇、その後も上昇し

 11/30現在では96%が据え置きを予想。

 また、年明け後、1月か3月のFOMCで利下げが開始される

 との予想が約半数を占める程に増えてきた。

 

 

② 米10年国債利回りが 10/20に16年振りに5%台に到達、

 以後は4.8〜5.0%で推移していたが、10月末から下落に転じ、

 11月末には4.3%を切った。

 

 → 10〜11月の推移は下図の通り;

  

 

上記以外ではパレスチナ問題(10/7のハマスによるイスラエル奇襲、

イスラエルがガザへ反撃、11/24から戦闘一時休止)や

中国景気(不動産大手の経営不振を受けた景気悪化懸念)

なども相場に影響を与えたが、上記①②のように大きな

流れを作る程ではなかった様に感じる。

 

上記のように11月に入って上昇した日経平均であったが、

7月以来の長期抵抗線(33,800円近辺)まで上がると

利確の売り圧に押されて頭を叩かれ、結局このラインを

上抜けできないまま11月を終えた。

 

 

 

日経平均の月足チャートは以下の通り: 

7〜10月の4ヶ月間連続で下げていたが11月に反転上昇し、

長期の緩やかな上昇トレンド(緑線)のレンジの中での

上下を継続しているように見えます。

(例外的に下抜けしているのはコロナ禍の2020/3〜5です)

 

さて、今後の動きはどうなるか?

 

次のFOMCは12月12〜13日です。

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