キングピンアングルを付けるに当たってキャスターを8°に起こし、それに合わせてキャンバーも8°にしていたんだけど少しキャンバーを増やしてみようかな?

実は最初にRDを組んだ時にキャンバーは10°の想定で組んでいたのでキャンバーを起こしたらフロントタイヤがやんわりボディーからはみ出した感じになっていたんですわ

走行中にタイヤとボディーが干渉したりはしていなかったみたいではあるんだけど、見た目は良くないので気になっていた

キャンバーは9°にしてみる

この真っ直ぐの状態から

切り始めの初期舵や浅角では外側のタイヤはキャンバー依存の傾斜なのでそこを少し強めたらフロントの走りがどう変わるのか確認したいってのもあるんだけど…

まあ、実際にはそんな事よりも切り始めから中間辺りまでのアッカーマンを少し追い込みたかった

ステアリングを段々切って行く時のイニシャルのトーアウトからパラレルになるのを早めたいってイメージですな

レーシング的セットだとリアを沈めてフロントを持ち上げる方向にはコントロール出来るけど、旋回中にフロントを下げる方向のコントロールが足周りの設定的に殆ど出来ないので、1Gの姿勢〜スロットルを握り込んだ時のリア荷重の姿勢までの範囲だけを意識してアッカーマン含むフロントのジオメトリーを出し直してみる事する

自分の他のシャーシだとフロントを沈めてリアを伸び上がらせる所まで操作出来るので姿勢の前後バランスを操作出来る範囲が広い

これがロール系のYDとレーシングなRDのコントロール性や自由度の違いって事なんでしょうな

その意識が足りなくてRDでもYDと同じ考え方でアッカーマンを出していたので少し重苦しい動きだったんではなかろうか?

そうは言ってもキャンバーを1°増やしただけなのでそんなに変わらない

動きの違いは何とも言えない感じだけど良さそうな感じはするなぁ

少しフロントの走りは良くなった感触がある

そのフロントに合わせてリアを微調整してバランスを取ってみよう

ハブキャリア上のスペーサーを0.5ミリ増やしてリヤの踏ん張りを少しだけ弱めてみる

あ、これは良くなったぞ

バランスが良くなって全体的な動きとして軽くなった

軽快感が出たってのが正しいかな

旋回もしやすくて自由度が少し上がったのでこれなら少しギア比も攻める事が出来そうだ

ピニオンを38→40 ギア比は6.5に

お〜 良い感じだ

コントロールもしやすいし旋回スピードも上がった

なるほど、なんか掴んで来たか?

何となくRDの動きに納得感?満足感?が出てきた

これで良い

これで先に進める

次はリアでやってみたかった事を試してみようかな?