travisに投入したラップアップのFSG2でロアアームの角度を4パターン全部やって違いや変化の度合いを検証してみよう
これも結構前にやった事なので正直細かい事は覚えて無いかも知れない
写真を見ながら思い出した事をつらつらと書いておこうかな
YD2にSecret-laboのサスアームを使ってトップラインのハイトラクションリアハブキャリアを試す裏でやっていたtravisのFSG2でのロアアーム角度の変更のテスト
自分はロールセンターがどうこうという言い方を使わないのは訳が分からなくなるからですな
実際にはロールの軸が上がったり下がったりするもんでも無いと思うんだけど、違うんかな?
スミマセンムズカシイコトハヨクワカリマセン

FSGのハブキャリアはこのロア側のパーツ自体を止めている穴が雪だるまみたいな穴で上下二段階に変えられるし、サスピンを通す穴も上下に2つあるので4パターンの高さを選べる
スクラブの話は今回は無しで

とりあえず一番ロアアームがバンザイ方向になる様にしてみた
見て貰いたいのはロアアームとドライブシャフトの角度差
これくらい差があると、ここからストロークしていくとデフカップの奥に向かってドライブシャフトが押し込まれて行く事になる
基本的にはロアアームが1Gでバンザイしているとそこからの動き出しが動きやすいと言うか、ボトムしやすくなるし、ロール量も大きくなる方向なんだけど、ドライブシャフトがデフカップ奥に詰んだらそこで止まってしまうのは言うまでもないですな

Mシャーシサイズのタイヤの直径では1Gでロアアームがバンザイする所まで持っていくのはなかなかに無理がある
インナーサスピンの高さを思い切り下げれば出来なくもないけど、ベースとなるドリパケがそもそもデフの高さが高いので、ドライブシャフトとの角度差がどんどん大きくなるのでさらに厳しい
しかし、この状態でも走らせると姿勢変化はめちゃめちゃ動く様にはなるけど、動くだけで踏ん張りは効かない感じで速く走らせるのはキツい
とにかく鬼ロールさせたいならこれが良いかも知れませんな

これはサスピンの穴は上のまま固定ビスを上の穴に変更した状態
キャンバーだけは全てのパターンで1Gで3°に合わせているけどアッパーアーム取り付け高さは変えていないので変化させているのはロアアームの角度だけではないんだけど、そこはご容赦願いたい
そんな時間は取れなかったんです
最終的に選んだのがこの位置
これをベースに今後バランスを取って行こうと思っております
ロールも大きめだけど、抑えも効いていてトラクションも稼げていると思う

次は逆にロアアームが一番ハの字方向になる様にしてみた
ちょうどロアアームとドライブシャフトが並行に近いかな?
これだとボトムしてもデフカップ内でドライブシャフトの位置は大して動かない
走らせると動き出しが突っ張る様な感じで全体的に姿勢の変化がさせ辛い
一気に強い荷重を掛ければ動くけど、返しも強いので動きもクセが強くて走らせにくく、丸く旋回させるのも難しい

これは上の状態からビスの穴を下の穴に変更してハの字を弱めた
これも悪くは無かったんだけど、FSG2投入前の位置関係もほぼこの位置だったので、これは選ばなかった
クセは弱まり、動かしやすくてロールも結構するし、踏ん張りも効いて旋回スピードも速い

と、確かこんな感じだったと思う
これはあくまでも自分のtravisでの話なので参考程度に
ベースのシャーシに寄ってデフの高さも違うし、インナーサスピンの高さや角度の設定でも変わるので
しつこい様ですが、何事もバランス
付けるだけでフルに機能するパーツなんて殆ど無いと思って良いですよね
なんでも自分で試してみないと分からないですな
ここで確認出来た動きやバランスをYD2と共有していくワケです
やっぱりFSGは良く出来ていて面白いなぁ