今回はキングピンアングル無しのナックルに組み換えたFR-Dで同じ様にタイヤの接地の仕方を見てみよう
 
因みにキャンバーはYD2も同じ1Gの時、8度

 
あれ?割と早く内側の面接地になる?
 
気のせいかな?

 
そこからは緩やかに接地面が変わって行く

 
最大キレ角でこんな感じ

 
その位置でリアを沈めるとこんな当たり方になる
 
まあ、キャスター角なりって事ですな
 
MAXでもYD2と比べてタイヤの角度は緩やか
 
この程度ならエッジが引っ掛かる様な動きは出なそうって言うか、出なくなった

 
舵角後半のタイヤのエッジの問題もあるけど、それよりも変化率の方が問題な気がする
 
キングピンアングルが付いているとタイヤがポジり始めた辺りから急激に角度が付いていく
 
それが、姿勢変化や旋回のタイミングと合わなくて、時折フロントが引っかかる
 
その瞬間折れる様な動きをしてたんだな
 
それに比べるとキングピンアングル無しだと、その変化が緩くて一定だから変なクセが出ないんだろう
 
 
しかし、YD2ではキングピンアングルが付いていても問題が出ない
 
それはフロントに掛かっている重量の違いからなんじゃないかと思う
 
事実、FR-Dにキングピンアングルが付いていた時にフロントに付けていたウエイトを外したらフロントの引っ掛かりが緩和した
 
もしかしたらどこかにバランスが取れるセットがピンポイントであるのかも知れないんだけど…
 
 
現状フロントが重めの構成のシャーシはキングピンアングルは無い方が良いというのが結論かなぁ
 
 
 
 
ここからは知らないから想像の話になりますが
 
自分が最初に買ったYD2は初期のモデルで無印
 
そこから6年位放置していたんだけど、その間のラジコンの2WDドリフトの進化の過程で、速くしたい→トラクションアップだ→重い物は全部後ろに→フロントが軽すぎて居なくなった→タイヤのエッジを引っ掛けて曲げよう→キングピンアングルだ
 
って事なんじゃないの?
 
知らんけど
 
 
ただ、フロントが重くても足をそんなに動かさないならこんな問題は出ないかも知れませんな
 
自分の場合は舵角による変化にピッチングによる変化も加わるので変化量が大きすぎるだけかも知れない
 
だからそんなのも含めての「タイヤの使い方」なんだろうと考えております