続きなり
ロールした時のタイヤの接地の仕方を見ながらアッパーアームの角度を調整していく
前回よりもアウト側になるタイヤの角度が変わっているのが分かるだろうか?
ただ、走行中はここまでロールはしていない
ここ最近はずっとロールを減らしていた
それはそれで狙いがあってやっていたんだけど…
どうにも上手く行かないので、逆にロールを増やして、その上でジオメトリー変化をフルに使いつつ荷重移動で面圧を上げる方向に戻す事にしてみよう
所謂、ロール剛性を下げる?
具体的にはナックル下のスペーサーを外してロアアームの角度を変える
それに合わせてアッパーアームの角度も再調整
ナックル上のスペーサーも減らした
方向性を確認するためにもこういう時は極端に、大きめにセットの方向を変えちゃう
走らせてみると、ロールは確かに増えた、でも流石にやり過ぎたか?
タイヤのエッジが掛かり過ぎかな
アッパーアームを再調整
何度も調整、走行を繰り返して良い所を探す
ここまで徹底的にやったのは始めてかもしれない
その甲斐あって良い所が見つかったと思う
タイヤが新品だから走る度にグリップ感も変わって行くのもあるしなかなか難しかったけど、しかし、改めて良い勉強にもなった
写真を撮り忘れたけど、アッカーマンも微調整した
ギア比もピニオンを44Tに落とし、確認する
こちらの方が加速も速いし、操作もしやすいかな?
しかし、やはりピッチングが速くて激しいので実車感が薄いかな?
45Tに戻し、シャーシ側はこんな物かな?
かなり良くはなったと思う
それでも…良くはなっても根本的な所は変わらなかった
やはりスロットルの握り初めの最初の反応が強いんだよなぁ
travisのXD10はそこがとにかくスムーズ
試しに両車で出来る限り極低速で動かしてみると…
やはりtravisの方がもの凄くゆっくり転がす事が出来るが、FR-Dはやはりそこが速くて強い
同じ相手と追走してみると、travisの方が明らかに速く走れる
travisの方が立ち上がりのタイヤグリップが掴みやすくて、加速が速いからだな
全く同じギア比なのに
やっぱりどうもニュートラルレンジが広くてパンチレートをいくらか入れてる様な感覚が消えない
フリーゾーンアジャストを1%にしてもスロットルカーブを下げてもトルクレベルをマイナスにしてもフィーリングはよくなっても根本的には解決しないのは…
これがESCの特性の違い、ホビーウイングのXD10とアキュバンスのジャービスXXの違いって事なのかもしれない
これが自分の結論になりますな
もっと別なアプローチで解決出来ないものか考えた
そして見つけたんですわ
次回、プロポを弄ろう10PXに続きます