ゴリゴリなっていたFR-Dのボールデフをオーバーホールしよう

まずバラしてデフを取り出した

FR-DにはD-like製のプロテクター仕様のカップを使っている

デフカップはプロテクター仕様が良い

カップとドライブシャフトのピンが点では無くて面で当たるので、ロールやピッチングで当たり面が動いて行く時もスムーズだし、すり減るのはプロテクターなので交換も安上がり

さらに、ドライブシャフトが微妙に短かかったりしてもピンで点接触だと抜けてしまうが、プロテクターで面接触だと抜けない

しかし、このD-like製の構造が自分の知ってるこれまで組んできたボールデフと違う

スラストもスプリングも片方のカップ側に全て収まり、反対側のカップはビスの受けでタップが切ってあるだけ

それをこのシャーシを組むに当たって初めて知った


ベースとなるのはラップアップでもD-likeでも同じドリパケのボールデフ

しかし、4WD時代はラジコンしてなかったから、ドリパケ系の知識がないのでそれをベースに進化、枝分かれしたシャーシも知らない

だから、始めて組んだ時、ベースのデフが同じなんだからと、ラップアップのメンテナンスキットと、D-likeのカップと、ドリパケのリングギアとベベルギアを用意したんだけど…

D-likeのカップに付属するセンターのビスと、ラップアップのスラストが合わなかった

意味が分からない

仕方ないので慌てて買ってきたドリパケの組み立て完成済みのデフからスラストだけ抜き取って使っていたので、その残骸が残っていた物を今回のオーバーホールに使った

こちらもバラしてグリスは拭き取りボールとプレートは脱脂、洗浄

ベアリングは新しい方を使おう

あ、写真を撮り忘れたけど、ゴリゴリの原因はスラストベアリングだった

プレートがおかしな減り方していた

これは何が原因なんだろうか?

デフボールとプレートには問題は無さそうだったんだけどなぁ…

組み方か、慣らしが悪かったのかなぁ?

スラストもバラして洗浄して、プレートを裏表を入れ替えて再利用した

スラストベアリングの予備無かったし

今回もデフグリスは魁ファクトリーの物を使用した

たっぷり目に入れておいた

締め付けた時余分な分が出て来ちゃうけどね

はみ出てきたグリスは拭き取って出来上がり

元通り組み込んで…

あれ?なんかバックラッシュがキツい

なんでだろ? そんな事あるのかな?

まあ、いいか微調整して組んだ

後は慣らしですな

そう言えば、前回組んだ時どうも慣らしの段階から変だった様な気がしてきた

なんて言うか、感触が良くなくて慣らしをしてもなんだかスムーズさが出なかった

始めて見た構造だったからこんなもんなのかな?と思っていたんだけど、そうでは無かったんだな

今回は凄くスムーズなボールデフが組めたし、慣らしもバッチリ出来たから今度こそ長持ちして欲しいもんですな


よーし、これでFR-Dのセッティングの続きに戻れる

ESCとプロポの設定も合わせて進めよう

まずはデフが直った事で旋回がスムーズに出来る様になったかの確認からですな


またデフが死んだ時の為にボールデフのパーツを今回は全てヨコモ製で、バラで2セット分買ってストックしておく事にした

なんとなくボールはタングステンを買っておいた

使った事ないけどどんなもんなんだろうか?

いつ使う事になるかは分からないけども

次回の走行が楽しみだなぁ