前回、ReveDのHTリアロアアームでトレッドを詰める事に成功したtravis
しかし、これはあくまでもボディーに収める事を主目的としたもので、これでやっとトレッドを170以下まで詰める事が出来たんだったと思う
この頃既にMB-01を制作していて、その速さに困惑していた
MB-01は少しキレ角が足りないものの、それさえ気をつければロールもするし、ピッチングもするし、何よりリアのグリップ感が高くてコーナーの立ち上がりが速い
これがどこから来る物なのか?
YD2と比較しながらよ〜く観察して
立てた仮説が3つ
1 サスアームが短い
2 リアも上下Aアームでリアのナックルにキャスター?と呼ぶのが合っているのか分からないけど要するにナックルに前傾が付いている
これはGRK-Mの時にも試してみたけどどういう理屈なのか分かってないんだけど蹴り出しが強くなる
3 スクラブが大きい
YD2ではスパーギヤが邪魔で実現出来なかったが、travisは全部導入出来そう
ただ脳内で構成を練っていると、ロアアームはいつもの加工アームで良いだろうけど、アッパーアームはどうしても片持ちでやることになりそう
そのため元はドリパケ用の樹脂のダンパーマウントを使っていたんだけど樹脂マウントで片持ちさせるのは剛性面で不安がある
そこでアルミ製に交換することに
本家ラップアップの物を手に入れた
しかし… 使える写真の枚数に限度があるので載せられないが、幅が広すぎてダンパーマウント部がタイヤと当たる
穴が繋がっているので端っこを切り落とす気になれないし
なんという事でしょう… 無念
ついでにサスマウントをワイドにして逆さに取り付けて正スキッドを更に強めてみる
しかし… そもそもドリパケはデフの位置が高いのでドライブシャフトとロアアームの角度の差がデカくなり過ぎるのでボツ
ダンパーマウントはRC-artのドリパケのフロント用に換えた
これなら当たらな〜い
レバー比アップにもartさんのプレートを使用
これなら見た目も悪くならないでしょ
物理的にはかなりのロールはする
ダンパーマウントは分厚いアルミ製になった事で剛性は充分だろう
が、それを固定するのは樹脂のデフケースにビス2本で留めてるだけ…
デフケースもアルミにするのが良いのは間違いないけど、これが全然手に入らない
ラップアップの物が欲しいんだけどなぁ…
見つかったのはブルーとシルバーだったかな?
ドリパケ系のパーツなんてもう全然手に入らないのだ
そこで、ハローサーキットの常連さん達なら4WD時代からやってる人が居るだろうし持ってたりするんじゃないかと思って聞いてみたらやはり持ってて譲ってくれた
ありがたやありがたや
これ、どこのだか忘れたけど3ピース構造でなんと純正よりも整備性が悪くて、バックラッシュの調整も大変なんだけど、優先すべきは剛性なので我慢ですな
でも黒で面取り部がメッキで見た目はカッコいい
それで、リアの仕様変更でどうなったのかと言うと
やはりリアのグリップ感は上がったと思うけど、ショートアーム、ワイドサスマウント、可変キャスター、スクラブを全部同時にやったもんだからどれが何にどう効いたのか分からない…
でも立ち上がりが速くなったのは間違いない
しかし、ロールは減った
これは…例えるならドライブシャフトに前進角を付けた様な感じに似ているかも知れない
要はロアアームを押し下げようとする力が掛かってると言うのか
現状だともう少しロール増やしても良いかなぁなんて思ったりしてるので、今後またバランスは取り直すかも知れない
次回からまた別なシャーシやりますか