ロールさせるに当たってやっぱり重心は上げたい

バッテリーマウントの上にあるプレートは取説ではジャイロを乗せるマウント

しかしそこにはジャイロは置かずにESCを置いていた

純正のバッテリーマウントをポストで嵩上げして、その下、元々バッテリーがあった場所にESCを設置した

ポストは元々のバッテリーマウントの穴を使いそのまま真上に上げただけ

ESCはバーチカルアッパーデッキの間にギリギリ入った

バッテリーはボディーのルーフギリギリまで上げた

初めから凄く車重が軽いんだけど、バランス的にフロントが軽すぎるかな?

そこでフロントに少しウエイトを乗せた

自分の好みとしてはフロントが軽すぎる車は好きじゃない

因みに自分の使ってるシャーシは前後バランスは大体フロント4対リア6

その後、ESCはデフの上でバッテリーの高さと合わせた位置に移設した

それとレバー比を上げた

ベースがグリップの車なので本来はもっとナックルに近い位置に取り付けてあった

ロアアームにあった穴を工夫して使った



横から見たらこんな感じ

リアのレバー比を上げて足を柔らかく使える様にはなったが、ダンパーストロークが合わなくてバンプストロークが足りない

そこでダンパーマウントにプレートを追加して取り付け位置を上に上げる

こんな感じ

これでバンプ、リバウンドのストロークの適正化が出来た

見た目は良くないけど仕方ないですな

フロントも構造的な限界までレバー比を上げたい

ロア側にスペーサーを入れて内側に

しかしこのフロントの構造がタイト過ぎて何か変えようとするとすぐに何処かが当たる

それでもたったこれだけでも動きは変わる

リアのバンプ変化を無くしたい

トーコンアームの取り付け位置をロアアームから何用か分からないバルクのネジ穴に移動

そしたらバンプ変化は殺す事に成功した

そもそもこのための穴だったのかな?

もちろんアームの角度は合わせる必要がある

ここまでやってやっとやんわりとロールする様にはなったけど全然物足りない

しかもモーターの反トルクがスロットルオンで前に、ブレーキで後ろに掛かるのでピッチングが動かない

モーターの反トルクが使えないなら後はタイヤを重くしてタイヤ自体の反トルクを利用するか、タイヤと同じ回転方向のスパーギヤを重くするか…

スパーギヤホルダーの重い物がないのかな?と思って探していたら見つけた

まあ、これは知り合いから譲って貰った自作のスパーギヤホルダー

スチール製で重い

もしかしたら真鍮なのかも知れないけど

これは凄く効いた
ちゃんとスロットルでピッチングのコントロールが出来る様になった


後はアッパーアームを調整してリアのキャンバーを増やすと共にリアナックルを前傾させた

同時にドライブシャフトも前進角が付く

これはGRK-Mで実験して実績がある

蹴り出しを強めたい

あ、フロントは多分キャスターもキャンバーも8度にしたと思う

このシャーシ、とにかく軽くてスプリング選びにも苦労した

とにかく柔らかい物を探して見つけたのがRC926の物

滅茶苦茶柔らかい

デフの話ってしたっけ?
このデフはオイル封入式のギアデフなんだけど見るからに設計が悪くてオイルがダダ漏れするのが目に見えてるので初めからオイルレスで、さらに加工してベアリングを仕込んでスルスルギアデフにした

ホントはボールデフが欲しい

でも今のところこのまま行く事にしてる

こんな所かな?

このシャーシ制作はかなり苦労したけどその分物凄く勉強になった

何度も心が折れかけたけど諦めなければなんとかなるもんですな

キレ角とアッカーマンさえ何とか出来ればなんとでもなる

ベースになるシャーシなんて何だっていいんじゃなかろうか?

次はどうしようかな?

やりはじめた順番通りに紹介しましょうかね