天皇賞春が開催される芝3200mは、仮にこのレースに勝っても秋のジャパンC、有馬記念などの中距離GⅠに繋がるわけではなく、どちらかと言えば社台グループが軽視していたのではないかと思われるような時期がありました。

過去を軽く振り返ってみても、2009年から2017年までの9年間は非社台の馬が7勝しており、しかもこの間に社台の主力とも言えるノーザンF生産馬は1頭も勝っていません。

(但し、この期間も2着・3着には毎年のようにノーザンF生産馬が好走しています)

しかしこの傾向が少し変わってきたように感じるのが2018年からで、この年から目覚めたかのようにノーザンF生産馬が4連勝。

2022年は社台系生産馬が全滅したものの、翌2023年は再びノーザンF生産馬が勝利。

ところが2024年は再び社台系生産馬が全滅と、なんとなく読みづらい流れとなっていましたが、昨年はノーザンF生産馬がワンツーゴールで、更に3着にも社台F生産馬が入線。

ちなみに2017年から2025年の9年間を確認すると、以下の通りノーザンF生産馬が12頭、社台F生産馬が4頭と、計16頭の社台系生産馬が好走。
(16頭中11頭は4〜5歳馬)

とりあえず今年の天皇賞春も社台系生産馬が狙い目になりそうな気がします。


25年:京都開催

①へデントール(ノーザンF生産馬)4歳、1番人気

②ビザンチンドリーム(ノーザンF生産馬)4歳、6番人気

③ショウナンラプンタ(社台F生産馬)4歳、4番人気


24年:京都開催

*社台系生産馬の好走なし


23年:京都開催

①ジャスティンパレス(ノーザンF生産馬)4歳、2番人気

③シルヴァーソニック(社台F生産馬)7歳、6番人気


22年:阪神開催

*社台系生産馬の好走なし


21年:阪神開催

①ワールドプレミア(ノーザンF生産馬)5歳、3番人気

③カレンブーケドール(社台F生産馬)5歳、4番人気


20年:京都開催

①フィエールマン(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)5歳、1番人気

②スティッフィリオ(社台F生産馬、馬主社台RH)6歳、11番人気

③ミッキースワロー(ノーザンF生産馬)6歳、4番人気


19年:京都開催

①フィエールマン(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)4歳、1番人気

③パフォーマプロミス(ノーザンF生産馬、馬主サンデーR)7歳、8番人気


18年:京都開催

①レインボーライン(ノーザンF生産馬)5歳、2番人気

②シュヴァルグラン(ノーザンF生産馬)6歳、1番人気


17年:京都開催

②シュヴァルグラン(ノーザンF生産馬)5歳、4番人気

③サトノダイヤモンド(ノーザンF生産馬)4歳、2番人気


*丸数字は天皇賞春の着順を示します。


特に好走馬が目立つノーザンF生産馬は、今年は以下5頭がエントリーされていますが、全てが好走率の高い4・5歳馬。


《ノーザンF生産馬》

アクアヴァーナル 5歳
アドマイヤテラ 5歳
クロワデュノール 4歳
プレシャスデイ 4歳
へデントール 5歳


近年の傾向から考えると、上記の中から何頭かは馬券に絡む可能性が高いはずで、本命候補として注目しています。

以上、天皇賞春における社台系についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。

*天皇賞春の事前検証をnoteにまとめています。興味のある方はぜひご覧下さい。

*ブログ本文はこちらから↓

とりあえず本日は近年のJRAホームページに掲載されていた好走データの中から、気になるものを3つご紹介します。

よかったらレース攻略の参考にしてください。


(1) 芝3000m以上のGⅠ実績を持つ馬が有力

この好走データも2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、以下の通り、芝3000m以上のGⅠで3着以内に好走した実績を持つ馬が、圧倒的な好成績を残していることが分かります。


《芝3000m以上のGⅠで3着以内の経験有り》

*2011年以後(過去15年間)
 13-7-5-50(3着内率:33.3%)


天皇賞春は芝3200mといった、GⅠの中では最長距離で開催される重賞ですので、過去の長距離重賞の実績が重要なポイントの一つ。

この傾向は例え京都競馬場が大幅に改修されても変わらないはずで、芝3000m以上のGⅠ実績を持つ馬は要注意と考えるべきでしょう。

ちなみに今年は以下2頭がこの好走パターンに該当しています。


アドマイヤテラ(菊花賞3着)
へデントール(天皇賞春1着、菊花賞2着)


(2) クラシック好走実績のある4〜6歳馬が有力

このレースは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2011年から2015年まで(15年間)の天皇賞春勝ち馬は、2024年を除いて全て以下の3点をクリアしています。

a. 4〜6歳馬
b. クラシックで3着以内の実績あり
c. 牡馬


過去15年間で14頭の勝ち馬に共通していた好走パターンだけに、今年も要注意となりそうですね。

更に付け加えると、14頭中11頭は菊花賞で3着以内に好走した実績のある馬。

今年は以下2頭がこの好走パターンに該当しており、本命候補として注目しています。


アドマイヤテラ(菊花賞3着) 5歳
クロワデュノール(ダービー1着、皐月賞2着)4歳
シンエンペラー(ダービー3着)5歳
へデントール(菊花賞2着) 5歳


(3) 前走1着馬が有力

このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていた好走データに、昨年の結果を追加したものですが、過去11年間の天皇賞春において、前走1着馬が7-5-5-23(3着内率 42.5%)と極めて高い好走率を残しています。

特に阪神大賞典を勝って臨んだ馬が、4-2-2-2と3着内率80%に達しているとのこと。

ちなみに今年の出走登録馬の中で、以下3頭が前走1着馬に該当しています。


アドマイヤテラ(前走阪神大賞典1着)
クロワデュノール(前走大阪杯1着)
スティンガーグラス(前走ダイヤモンドS1着)


以上、天皇賞春における好走パターンについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。