近年は海外の高額賞金レースが数多く開催されていることもあって、一流の外国馬はむしろジャパンCを避けているような傾向さえ見られたものの、来年から大幅に褒賞金を増額。


英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、インターナショナルS、英チャンピオンS、愛チャンピオンS、凱旋門賞、BCターフのいずれかを2年以内に制した馬がジャパンCを勝った場合、従来の賞金5億円に、500万ドルの褒賞金が加算されるとのこと。


この改訂で1着賞金が12億円を超えることになり、あるいは来年から真の強豪馬が参戦する可能性もありそうですが、今年は現在の褒賞金300万ドル最後の年になりますね。


これまでスターホースの日本参戦が嫌われていたこともあって、近年のジャパンCにおける外国馬の成績は惨憺たるもので、2006年以降の19年間で馬券に絡んだ57頭中56頭が日本馬。


ジャパンCにおける外国馬の好走となると、アルカセットが勝った2005年(20年前)まで遡らなければなりません。

今年はランキング1位のカランダガンが参戦していて、あるいは久しぶりに外国馬が勝ち負けする可能性も考えられますが、日本馬の中で注目は言うまでもなく社台系生産馬。

以下に過去12年間の事例をピックアップしてみましたが、社台系生産牧場出身の馬が、面白いくらいに馬券に絡んでいることが分かります。


《社台系生産馬の好走例》

24年

①ドウデュース(生産:ノーザンF)
②ドゥレッツァ(生産:ノーザンF)


23年

①イクイノックス(生産:ノーザンF)
②リバティアイランド(生産:ノーザンF)
③スターズオンアース(生産:社台F)


22年

①ヴェラアズール(生産:白老F)*
②シャフリヤール(生産:ノーザンF)
③ヴェルトライゼンデ(生産:ノーザンF)


21年

②オーソリティ(生産:ノーザンF)
③シャフリヤール(生産:ノーザンF)


20年

①アーモンドアイ(生産:ノーザンF)


19年

①スワーヴリチャード(生産:ノーザンF)
②カレンブーケドール(生産:社台F)
③ワグネリアン(生産:ノーザンF)


18年

①アーモンドアイ(生産:ノーザンF)
③スワーヴリチャード(生産:ノーザンF)


17年

①シュヴァルグラン(生産:ノーザンF)
②レイデオロ(生産:ノーザンF)


16年

②サウンズオブアース(生産:社台F)*
③シュヴァルグラン(生産:ノーザンF)


15年

①ショウナンパンドラ(生産:白老F)
②ラストインパクト(生産:白老F)*
③ラブリーデイ(生産:ノーザンF)


14年

①エピファネイア(生産:ノーザンF)
②ジャスタウェイ(生産:白老F)
③スピルバーグ(生産:社台F)


13年

①ジェンティルドンナ(生産:ノーザンF)
②デニムアンドルビー(生産:ノーザンF)
③トーセンジョーダン(生産:ノーザンF)


※丸数字はジャパンCの着順を示します。


とりあえず2019年以降の直近6年間だけで見ると、社台系生産馬が14頭(内ノーザンF生産馬が11頭)好走。

そしてこれはジャパンCの好走パターンとして過去何度もご紹介しているものですが、「社台系生産馬+外国人騎手」(上記*印を付けた馬)の組み合わせが毎年のように好走。

その好走馬の数は過去12年間で18頭。
(2010年以降15年連続で該当馬が好走)

これはどう考えても「社台系生産馬+外国人騎手」の組み合わせは激アツと言えそうですね。

今年の出走馬の中で、このゴールデンパターンに該当する馬は以下の5頭。


ジャスティンパレス(ノーザンF生産馬&C.デムーロ騎手)

ブレイディヴェーグ(ノーザンF生産馬&マーカン騎手)

マスカレードボール(ノーザンF生産馬&ルメール騎手)

ドゥレッツァ(ノーザンF生産馬&プーシャン騎手)

タスティエーラ(ノーザンF生産馬&レーン騎手)


この5頭はとりあえず要注意としてチェックしておきたいと思います。


以上、ジャパンCにおける社台系についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。