今回は今年のJRAホームページに掲載されているデータの中から、マイナスデータになりそうなものを3つピックアップして、本命候補の絞り込みをしてみたいと思います。


よかったらレース攻略の参考にして下さい。



(1) 前年以降の右回りGⅠ・GⅡ(3,000m未満)で11着以内の実績がない馬は割り引き


過去10年間の函館記念において、好走馬30頭中25頭は、前年以降の右回りGⅠ・GⅡ(3,000m未満)で11着以内の実績があったとのこと。


11着以内という点はやや微妙な数字のように感じるものの、前年以降の格上の右回りのレースで、それなりに走った実績が重要ということでしょう。



*2024年JRAホームページより引用



今年の出走馬では、以下10頭が前年以降の右回りGⅠ・GⅡ(3,000m未満)で11着以内の実績が無く、割り引きが必要のように感じます。



アウスヴァール

アケルナルスター

エンパイアウエスト

オニャンコポン

カネフラ

キャプテンシー

グランディア

デビットバローズ

プラチナトレジャー

リカンカブール



(2) 前走少頭数のレースに出走していた馬は割り引きが必要


過去10年間の函館記念において、好走馬30頭中25頭は前走の出走頭数が14頭以上だったとのこと。


逆に言えば前走13頭以下のレースに出走していた馬は、この間に5頭しか好走していないことになりますのでやはり割り引きが必要だろうと思います。



*2024年JRAホームページより引用



今年は以下2頭が前走13頭以下のマイナスデータに該当しています。



アウスヴァール

エンパイアウエスト



(3) レース間隔の短い馬は割り引きが必要


直近4年間の函館記念好走馬12頭中10頭は、前走から5週間以上の間隔を開けてレースに臨んでいたとのこと。


前走から4週間以下の馬はこの間に2頭しか馬券に絡んでいませんので、やはり割り引きが必要だろと思います。



*2024年JRAホームページより引用


今年は以下8頭が前走から4週間以下(前走が6/16以降)のマイナスデータに該当しています。



アケルナルスター

エミュー

オニャンコポン

グリューネグリーン

サンストックトン

ショウナンバシット

デビットバローズ

ホウオウビスケッツ



ここまでで3つのマイナスデータをご紹介しましたが、これらの全てをクリア(全てに該当していない)馬は以下の5頭。



サヴォーナ

チャックネイト

トップナイフ

ハヤヤッコ

マイネルクリソーラ



とりあえず現時点の本命候補として注目したいと思います。


以上、函館記念におけるJRAホームページ掲載データを活用した絞り込みについての見解でした。


それではまたお会いしましょう。