今回は今年の七夕賞において、私が注目している好走データを3つご紹介します。


よかったら七夕賞攻略の参考にして下さい。


(1) 前走芝2200m超の馬は割り引き

このデータは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2016年以降(過去8年間)の七夕賞において、前走の距離が芝2200mを越える馬は1頭も勝てていません。

それどころかこの8年間で3着以内に入線した馬24頭を確認すると、23年2着ククナ(前走大阪ハンブルクC、芝2600m)、22年2着ヒートオンビート(前走天皇賞春、芝3200m) 、19年3着ロードヴァンドール(前走天皇賞春、芝3200m)、17年3着ソールインパクト(前走芦ノ湖特別、芝2400m)の4頭以外は、全て前走の距離が芝2200m以下だった馬。


《七夕賞勝ち馬の前走距離》

23年

①セイウンハーデス 前走芝2000m


22年

①エヒト 前走芝2200m


21年

①トーラスジェミニ 前走芝1600m


20年

①クレッシェンドラヴ 前走芝2000m


19年

①ミッキースワロー 前走芝1800m


18年

①メドウラーク 前走芝1600m


17年

①ゼーヴィント 前走芝2200m


16年

①アルバートドック 前走芝1800m


今年は以下4頭が前走芝2200m超のマイナスデータに該当しています。


グレンガリー 前走芝2400m
セイウンプラチナ 前走芝2500m
ダンディズム 前走芝2500m
レッドラディエンス 前走芝2400m


昨年はククナがこのマイナスデータに該当しながら2着に好走していますので、このデータだけで消すのは危険ですが、とりあえず割り引きは必要だろうと思います。


(2) 7歳以上の関東馬は割り引き

近年の七夕賞は関東馬が好成績を挙げているものの、7歳以上の関東馬となると全くといって馬券に絡んでいません。

2005年以降の19年間を見ても、7歳以上の関東馬は0-0-0-55と全滅。


1頭も3着内に好走していませんので、これはさすがに手を出しにくいですね。

今年の出走馬の中では以下2頭が7歳以上の関東馬に該当しています。


アラタ
グレンガリー


過去の七夕賞の傾向から考えると、大幅な割引きが必要だろうと思います。


(3) 勝ち馬の条件

このデータは昨年のJRAホームページに掲載されているものをアレンジしたものですが、過去11年間の勝ち馬には以下2点の共通点があります。

a. 4歳〜6歳(11頭中10頭)
b. OPクラス芝1800m〜芝2200mの勝利実績あり(11頭中9頭)


今年は以下5頭が上記2点をクリアしており、本命候補として注目しています。


アサマノイタズラ
カレンルシェルブル
ノッキングポイント
フェーングロッテン
リフレーミング


以上、七夕賞における好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。