今回は近年のJRAホームページに掲載されていたデータを3つご紹介します。

日本ダービー攻略の参考にしてください。


(1) 通算勝利数

このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものに、2022年・2023年の結果を加えたものですが、2012年以降の12年間で、通算勝利数3勝以上の馬が好成績を挙げています。


《通算勝利数別成績》


4勝以上:2-2-0-8(3着内率 33.3%)

3勝  :5-8-7-61(3着内率 24.7%)

2勝  :5-2-4-93(3着内率 10.6%)

1勝  :0-0-1-16(3着内率 5.9%)



今年は以下6頭が通算勝利数3勝以上に該当していますので、注意が必要だろうと思います。



《キャリア3勝馬》


シュガークン

シックスペンス

ジャスティンミラノ

ジューンテイク

ダノンエアズロック

メイショウタバル



(2) 勝ち馬の条件

このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものを一部アレンジしたものですが、2013年以降(過去11年間)の日本ダービー勝ち馬はほぼ以下3点をクリアしていたとのこと。


a. 前走距離が1800〜2200m(11頭)
b. 前走上がり3位以内(10頭)
c. 前走5番人気以内(11頭)

※括弧内は過去11年間の該当馬数


例外は2018年の勝ち馬ワグネリアンのみで、この馬は前走上がり3F順位が5位。

しかしそれ以外の馬は全て上記の3項目を全てクリアしていましたので、やはり注意が必要だろうと思います。

なお、今年は以下3頭がこの好走パターンに該当していますが、上位人気確実のジャスティンミラノ、コスモキュランダが該当しておらず、少し気になるところですね。


シックスペンス
ダノンエアズロック
レガレイラ


(3) 勝ち馬の血統

このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の日本ダービー勝ち馬の種牡馬は、全て日本ダービーで3着以内(1着7頭・2着2頭・3着1頭)に好走していたとのこと。

競馬はブラッド(血統)スポーツと言われるだけあって、父親に日本ダービー好走実績が無い限り、やはり勝つことは難しいのでしょうか?




今年の出走馬の中で、種牡馬が日本ダービーで3着以内に好走した実績のある馬は以下の12頭。


アーバンシック(スワーヴリチャード・2着)
サンライズアース(レイデオロ・1着)
サンライズジパング(キズナ・1着)
シュガークン(ドゥラメンテ・1着)
ショウナンラプンタ(キズナ・1着)
シックスペンス(キズナ・1着)
ジャスティンミラノ(キズナ・1着)
ジューンテイク(キズナ・1着)
ダノンデサイル(エピファネイア・2着)
ビザンチンドリーム(エピファネイア・2着)
ミスタージーティー(ドゥラメンテ・1着)
レガレイラ(スワーヴリチャード・2着)


中でも5頭が該当しているキズナ産駒には特に注意が必要だろうと思います。


以上、日本ダービーにおけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。