今回は今年のJRAホームページに掲載されているデータの中から、私が注目している3つの好走パターンをご紹介します。

よかったらレース攻略の参考にして下さい。


(1) 距離延長馬の不振

過去10年間のNHKマイルCは、前走で芝2000mに出走していた距離短縮馬が3着内率31.3%の好成績を残している反面、前走1400m以下だった馬(いわゆる距離延長馬)は、1-1-1-32とほとんど馬券に絡んでいないとのこと。


*2024年JRAホームページより引用



今年は以下4頭の馬が距離延長馬に該当していますので、やはり割り引きが必要だろうと思います。



《距離延長馬》


オメガウインク(前走Fレビュー5着)

ダノンマッキンリー(前走ファルコンS1着)

ロジリオン(前走ファルコンS5着)

シュトラウス(前走ファルコンS9着)



(2) 好走血統

近年のNHKマイルCは以下の通り、ダイワメジャー産駒が好成績を残しているとのこと。

以下の通り過去10年間で11頭のダイワメジャー産駒が出走し、3着内率45.5%と非常に高い好走率を挙げていますので、同産駒には特に注意が必要だろうと思います。


*2024年JRAホームページより引用



今年は以下3頭のダイワメジャー産駒が出走しています。



《ダイワメジャー産駒》


アスコリピチェーノ

エコロブルーム

ボンドガール



(3) 勝ち馬の傾向

近年のNHKマイルC勝ち馬には以下2点の共通点があるとのこと。

a. 2017年以降11番より外枠
b. 前走GⅡ・GⅢなら3着以内、前走GⅠなら5着以内に好走


*2024年JRAホームページより引用、改変



今年は以下11頭が上記bに該当していますので、11番より外枠を引けばこの好走パターンに該当することになり、特に注意が必要だろうと思います。



アスコリピチェーノ(前走桜花賞2着)

ジャンタルマンタル(前走皐月賞3着)

エコロブルーム(前走NZT1着)

ボンドガール(前走NZT2着)

ユキノロイヤル(前走NZT3着)

ディスペランツァ(前走アーリントンC1着)

アレンジャー(前走アーリントンC2着)

チャンネルトンネル(前走アーリントンC3着)

アルセナール(前走クイーンC2着)

ダノンマッキンリー(前走ファルコンS1着)

ノーブルロジャー(前走毎日杯2着)




以上、NHKマイルCにおける好走データについての見解でした。


それではまたお会いしましょう。