今回は近年のNHKマイルCにおいて、私が注目している傾向を2つご紹介します。

よかったら参考にして下さい。


(1) 前走アーリントンC出走馬が穴を開ける

NHKマイルCの好走ローテは必ずしも明確ではなく、前走桜花賞出走馬、前走NZT出走馬、前走ファルコンS出走馬、前走弥生賞ディープ記念出走馬など、様々なレースからの臨戦馬が好走しているのですが、近年は前走アーリントンC出走馬がしばしば好走しているのが気になるところ。

しかも前走アーリントンCからの臨戦馬で、NHKマイルCで好走した馬のほとんどが穴馬でしたので、あるいはこのパターンを狙うだけで高額配当につながる可能性もありそうですね。


2023年

③オオバンブルマイ(前走アーリントンC1着)3番人気


2022年

①ダノンスコーピオン(前走アーリントンC1着)4番人気

③カワキタレブリー(前走アーリントンC11着)18番人気


2021年

*前走アーリントンC出走馬の好走なし


2020年

③ギルデッドミラー(前走アーリントンC2着)6番人気


2019年

③カテドラル(前走アーリントンC2着)7番人気


2018年

③レッドヴェイロン(前走アーリントンC3着)9番人気


*丸数字はNHKマイルCの着順を示します。


今年は以下3頭の該当馬が出走しています。


《前走アーリントンC出走馬》

①ディスペランツァ
②アレンジャー
③チャンネルトンネル

*丸数字はアーリントンCの着順を示します。


(2) 左回りコースで2勝以上の馬が有力

NHKマイルCは左回り東京芝1600mで開催されますので、当然ながら左回りで勝利実績を持つ馬が好走しがちなレースですが、中でも左回りコースで2回以上の勝利実績を持つ馬は、それだけで好走の可能性が高いのではないか?

これは完全に仮説で、空振りに終わる年もあるのですが、昨年9番人気で勝ったシャンパンカラー、2021年に7番人気で2着に入線したソングラインなど、該当馬がちょくちょく好走していますし、とりわけ2019年に14番人気で2着に好走したケイデンスコールがこのパターンに該当していた点はきになるところ。


2023年

①シャンパンカラー(左回りコース2勝)9番人気
②ウンブライル(左回りコース1勝)8番人気
③オオバンブルマイ(左回りコース2勝)3番人気


2022年

②マテンロウオリオン(左回りコース1勝)3番人気
③カワキタレブリー(左回りコース1勝)18番人気


2021年

②ソングライン(左回りコース2勝)7番人気


2020年

①ラウダシオン(左回りコース1勝)9番人気
③ギルデッドミラー(左回りコース1勝)6番人気


2019年

①アドマイヤマーズ(左回りコース2勝)2番人気
②ケイデンスコール(左回りコース2勝)14番人気
③カテドラル(左回りコース1勝)7番人気


*丸数字はNHKマイルCの着順を示します。


今年は以下5頭が左回りコース2勝以上のパターンに該当しています。


アスコリピチェーノ(左回りコース2勝)
アルセナール(左回りコース2勝)
ゴンバデカーブース(左回りコース2勝)
シュトラウス(左回りコース2勝)
ロジリオン(左回りコース2勝)


以上、NHKマイルCにおける好走パターンについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。