今回は今年の桜花賞において、私が注目している好走データを2つご紹介します。

よかったら読者の皆様の桜花賞予想の参考にして下さい。


(1) 早熟馬

このデータは2020年のJRAホームページに掲載されていたものを一部アレンジしたものですが、2014年から2022年 の桜花賞では「デビュー戦と2戦目を連勝している馬」が毎年連対しています。

(但し、2023年は該当馬の好走無し)


23年

不発


22年

 ウォーターナビレラ(新馬戦、サフラン賞を連勝)3番人気


21年

①ソダシ(新馬戦、札幌2歳Sを連勝)2番人気


③サトノレイナス(新馬戦、サフラン賞を連勝)1番人気



20年

①デアリングタクト(新馬戦、エルフィンSを連勝)2番人気

②レシステンシア(新馬戦、ファンタジーSを連勝)1番人気


19年

①グランアレグリア(新馬戦、サウジアラビアRCを連勝)2番人気


18年

②ラッキーライラック(新馬戦、アルテミスSを連勝)1番人気


17年

①レーヌミノル(新馬戦、小倉2歳Sを連勝)8番人気


16年

②シンハライト(新馬戦、紅梅Sを連勝)2番人気


15年

②クルミナル(新馬戦、エルフィンSを連勝)7番人気


14年

①ハープスター(新馬戦、新潟2歳Sを連勝)1番人気

②レッドリヴェール(新馬戦、札幌2歳Sを連勝)2番人気


※丸数字は桜花賞の着順を示します。


今年この好走パターンに該当している馬は以下の1頭のみ。


アスコリピチェーノ(新馬戦、新潟2歳Sを連勝)



昨年不発に終わっているだけに、この好走パターンに全幅の信頼は置きにくいものの、それでもこの馬は要注意の1頭だろうと思います。


(2) 好走馬の条件

この好走データは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去6年間の桜花賞において、以下3点をクリアした馬が14頭好走しています。

a. 前走馬体重464kg以上
b. 前走3番人気以内
c. 新馬戦、重賞以外の敗戦なし


23年

ペリファーニア(前走496kg・前走2番人気)5番人気


22年

ウォーターナビレラ(前走478kg・前走3番人気)3番人気

ナムラクレア(前走466kg・前走3番人気1着)6番人気


21年

①ソダシ(前走472kg・前走1番人気)2番人気

②サトノレイナス前走474kg・前走2番人気)1番人気

③ファインルージュ前走492kg・前走3番人気)8番人気


20年

①デアリングタクト前走466kg・前走3番人気)2番人気

②レシステンシア前走488kg・前走1番人気)1番人気


19年

①グランアレグリア前走482kg・前走1番人気)2番人気


18年

①アーモンドアイ前走464kg・前走1番人気)2番人気

②ラッキーライラック前走494kg・前走1番人気)1番人気

③リリーノーブル前走498kg・前走2番人気)3番人気


17年

①レーヌミノル前走468kg・前走1番人気)8番人気

③ソウルスターリング前走476kg・前走1番人気)1番人気


今年の該当馬は以下の5頭。


アスコリピチェーノ(前走468kg・前走3番人気)
オオナミコナミ(前走482kg・前走1番人気)
クイーンズウォーク(前走516kg・前走1番人気)
チェルヴィニア(前走480kg・前走1番人気)
ライトバック(前走472kg・前走1番人気)


今年ピックアップされた5頭中3頭は上位人気が想定されますが、この中から好走馬が出る可能性はかなり高いだろうと思います。


以上、桜花賞における好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。