大阪杯は2017年からGⅠにに昇格しましたが、それ以前から春のGⅠを目指す有力古馬が始動する舞台で、毎年社台系有力馬の好走が目に付くレースでもありました。

この傾向はGⅠに昇格した後でももちろん変わることはなく、やはり社台系生産馬には細心の注意が必要だろうと思います。

以下にGⅠ昇格後の7年間における社台系生産馬の好走例を記載してみます。


22年

②スターズオンアース(社台F生産馬、1番人気)

③ダノンザキッド(ノーザンF生産馬、10番人気)


22年

 ポタジェ(ノーザンF生産馬、8番人気)

レイパパレ(ノーザンF生産馬、3番人気)

 アリーヴォ(ノーザンF生産馬、7番人気)


21年

 レイパパレ(ノーザンF生産馬、4番人気)


20年

①ラッキーライラック(ノーザンF生産馬、2番人気)

②クロノジェネシス(ノーザンF生産馬、4番人気)


19年

①アルアイン(ノーザンF生産馬、9番人気)

③ワグネリアン(ノーザンF生産馬、4番人気)


18年

①スワーヴリチャード(ノーザンF生産馬、1番人気)

ペルシアンナイト(追分F生産馬、6番人気)

アルアイン(ノーザンF生産馬、2番人気)


17年

②ステファノス(生産:ノーザンF、7番人気)


※丸数字は大阪杯の着順を示します。


過去7年間の好走馬21頭中14頭が社台系生産馬で、そのうち12頭がノーザンF生産馬。

大阪杯にはなんとなく堅い決着のイメージを抱いていたものの、2023年3着ダノンザキッド(10番人気)、2022年1着ポタジェ(8番人気)、同年3着アリーヴォ(7番人気)、2019年1着アルアイン(9番人気)、2017年の2着ステファノス(7番人気)と、近年はちょくちょく
人気薄のノーザンF生産馬が好走しており、注意が必要ですね。

今年は以下11頭がノーザンF生産馬に該当していますので、注意が必要だろうと思います。


エピファニー
カテドラル
キラーアビリティ
ジオグリフ
スタニングローズ
ステラヴェローチェ
タスティエーラ
ハーパー
ハヤヤッコ
ミッキーゴージャス
ローシャムパーク


以上、大阪杯における社台系生産馬についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。