今回は昨日に引き続き、もう少し大阪杯の傾向を見ていきたいと思います。

とりあえず3つの好走パターンをご紹介しますので、大阪杯攻略の参考にしてください。


(3) 年齢

これは今年のJRAホームページにも紹介されているデータですが、大阪杯は4~5歳馬が非常に優秀な成績を上げています。



*2024年JRAホームページより引用



上記過去データの通り4~5歳馬の成績をまとめると7-6-7-50となり、過去7年間では3着内21頭中20頭が該当していますので、本命馬は4~5歳馬から選ぶのがセオリーになりそうですね。

ちなみに今年の出走馬の中で、4〜5歳馬に該当するのは以下の15頭。


〈4歳馬〉

ソールオリエンス
タスティエーラ
ハーパー
ベラジオオペラ
ミッキーゴージャス
モリアーナ
ロードデルレイ

〈5歳馬〉

エピファニー
キラーアビリティ
ジオグリフ
スタニングローズ
プラダリア
リカンカブール
ルージュエヴァイユ
ローシャムパーク


今年は出走馬のほとんどが4〜5歳馬となり、これだけではとても絞り切ることはできませんが、とりあえず注意が必要だろうと思います。


(4) 先行馬優勢

このデータも今年のJRAホームページで紹介されているものですが、過去7年間の勝ち馬は全て4コーナーを5番手以内で通過していたとのこと。

ちなみにこの7頭中5頭は前走で4コーナーを4番手以内に通過していたとのことで、

「前走4角4番手以内で通過」

このパターンの馬には特に注意が必要だろうと思います。


*2024年JRAホームページより引用



今年は以下8頭が前走4角4番手以内の好走パターンに該当しています。



エピファニー(前走4角4番手)

ジオグリフ(前走4角4番手)

ステラヴェローチェ(前走4角3番手)

ハーパー(前走4角3番手)

バビット(前走4角2番手)

プラダリア(前走4角4番手)

ミッキーゴージャス(前走4角2番手)

リカンカブール(前走4角4番手)



(5) 勝ち馬の条件

このデータは2016年のJRAホームページに掲載されていたものを一部アレンジしたものですが、あるいはこのデータだけで本命候補をピックアップできる可能性がある優れた好走データですので、昨年に引き続き引用してみます。


◆以下4項目の全てに該当している馬が、過去12年間の大阪杯で9-7-6-24(3着内率 47.8%)と極めて優秀な成績を残している

(a) 前年以降に東西4会場(東京・中山・阪神・京都)のGⅠ・GⅡで4着以内の実績あり
(b) 前走6着以内
(c) 前年以降に芝2000~2400mで優勝実績あり
(d)5歳以下



ちなみに今年は以下の5頭がこの好走パターンをクリアしています。


ソールオリエンス
タスティエーラ
プラダリア
ベラジオオペラ
モリアーナ


上記の通り、3着内率50%近い好走データですので、やはりこの5頭は軽視は禁物ですね。


以上、大阪杯における好走データ(その2)のご紹介でした。

それではまたお会いしましょう。