本日は今年のエルムSで注目している好走データを2つご紹介します。


よかったら皆様のエルムS攻略のための参考にしてください。


(1) 勝ち馬の傾向

このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたデータに、昨年の結果を追加したものですが、過去7年間の勝ち馬には全て以下3点の共通点がありました。

a. 6歳以下
b. 前走4コーナー6番手以内
c. 同年のOPクラス2着以内の実績あり



*同年OPクラスはJRAに限る



今年は以下5頭がこの勝ち馬のパターンに該当しています。


サヴァ(6歳・前走4角6番手・前走大沼S1着)

テーオードレフォン(5歳・4走前名古屋城S1着)

ナチュラルハイ(4歳・前走4角4番手・前走マリーンS1着、前々走大沼S2着)

ミトノオー(4歳・前走4角先頭・前走平安S1着、前々走マーチS2着)

ユティタム(4歳・前走4角4番手・前々走オアシスS1着)



(2) 直結レース

過去7年間のエルムSを見ると、毎年前走で函館ダート1700mのマリーンSに出走していた馬が好走しています。


23年

①セキフウ 前走マリーンS3着
②ロッシュローブ 前走マリーンS6着


22年

①フルデプスリーダー 前走マリーンS1着
②ウェルドーン 前走マリーンS2着
③オメガレインボー 前走マリーンS4着


21年

①スワーヴアラミス 前走マリーンS1着
②オメガレインボー 前走マリーンS2着


20年

①タイムフライヤー 前走マリーンS1着


19年

①モズアトラクション 前走マリーンS2着


18年

①ハイランドピーク 前走マリーンS2着


17年

②テイエムジンソク 前走マリーンS1着


※丸数字はエルムSの着順を示します。


今年は以下3頭の該当馬が出走していますが、特にマリーンSの好走馬(3着以内馬)には要注意だろうと思います。


《前走マリーンS出走馬》

①ナチュラルハイ
③テーオードレフォン
⑧ベルダーイメル

※丸数字はマリーンSの着順を示します。


以上、エルムSの好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。

札幌ダート1700mは先行馬有利な舞台。

よほどペースが速くなれば差し馬有利な流れに変わることもありますが、2015〜2022年(函館開催の2021年を除く8年間)のエルムSの結果を見ると、2019年を除いて7度逃げた馬(もしくは4コーナー先頭の馬)が馬券に絡んでいることが分かります。


23年

ワールドタキオン 2-2-2-1  4番人気


22年

②ウェルドーン 2-2-2-1  6番人気


21年

*函館開催のため参考外


20年

③アナザートゥルース 2-2-2-1  5番人気


19年

*逃げ馬の好走無し


18年

②ドリームキラリ 1-1-1-1  3番人気


17年

③ドリームキラリ 1-1-1-1  8番人気


16年

③モンドクラッセ 1-1-1-1  1番人気


15年

③エーシンモアオバー 1-1-1-2  7番人気

※丸数字は着順を示します。


もちろん当日どの馬が逃げるかは分かりませんが、別の角度から過去の好走馬を再確認すると、前走4コーナーを3番手以内に通過した馬が11頭好走しており、このパターンからのアプローチは有効かも知れませんね。



23年


ワールドタキオン 前走:4-3



22年


フルデプスリーダー 前走:3-2-3-3

ウェルドーン 前走:2-2-2-2



21年


*函館開催のため参考外



20年


③アナザートゥルース 前走: 5-5-2-2



19


※該当馬の好走無し



18


①ハイランドピーク 前走:2-2-1-1

③ミツバ 前走:6-6-5-2



17


②テイエムジンソク 前走:1-1-1-1

③ドリームキラリ 前走:1-1-1-1



16


①リッカルド 前走:2-2-2-2

②クリノスターオー 前走:2-2-2-2

③モンドクラッセ 前走:2-2-2-1



15


③エーシンモアオバー 前走:2-2-3-2



※丸数字は着順を示します。



今年の出走登録馬の中で、「前走で4コーナー3番手以内だった馬」は以下の7頭。



ヴァンドゥラン 前走:1-1-1-2

サーマルソアリング 前走:3-3-3-2 *

サンテックス 前走:2-2-2-1 *

テーオードレフォン 前走:1-1-1-2 *

プロミストウォリア 前走:1-1-1-1 *

ペイシャエス 前走:2-2-2-2

ミトノオー 前走:1-1-1-1 *



そして*印を付けた5頭は昨日ご紹介した好走パターンにも該当している馬で、やはり軽視は禁物だろうと思います。



以上、エルムSにおける好走パターン(その2)についての見解でした。


それではまたお会いしましょう。


今週は札幌ダート1700mで開催されるエルムSの傾向を確認して行きたいと思いますが、このレースの近年の傾向を見ていくと、


「直近3走で4番人気以内に2度以上支持」


このパターンに該当する馬が2015〜2023年の8年間(2021年は函館開催のため対象外)17頭好走しています。


毎年該当馬が多いため、このデータだけで候補馬を絞り込むのは無理があるものの、2021年を除く過去8年間の好走馬24頭中17頭が該当していた好走データですので、やはり注意が必要ですね。


以下に該当馬の好走例を記載してみますが、上位人気馬の好走が目立つ中で、5番人気以下の穴馬もちょくちょく馬券に絡んでいます。



直近3走で4番人気以内に2度以上支持されたパターンに該当している馬》


23年


ワールドタキオン 4番人気



22年


フルデプスリーダー 9番人気

③オメガレインボー 2番人気



21年


*函館開催のため対象外



20年


 タイムフライヤー 1番人気

 ウェスタールンド 2番人気

③アナザートゥルース 5番人気



19


①モズアトラクション 2番人気

②ハイランドピーク 10番人気



18


①ハイランドピーク 2番人気

②ドリームキラリ 3番人気

③ミツバ 1番人気



17


②テイエムジンソク 1番人気



16


①リッカルド 7番人気

②クリノスターオー 4番人気

③モンドクラッセ 1番人気



15


①ジェベルムーサ 2番人気

③エーシンモアオバー 7番人気



さっそく今年の出走登録馬を確認したところ、以下の9頭が該当していました。



ヴィクティファルス

サーマルソアリング

サンテックス

テーオードレフォン

ドゥラエレーデ

ドゥラレジリエント

プロミストウォリア

ミトノオー

ユティタム



今年も非常に多い頭数がピックアップされていますが、明日の好走データを活用してもう少し絞り込んで行きたいと思います。


以上、エルムSにおける好走パターンについての見解(その1)でした。


それではまたお会いしましょう。