筑波秋大会、ドラマの連続でしたが完走 | taculのブログ

taculのブログ

バイクやその他諸々~

ついに筑波TTの本番がやって来ました。ピットクルーを迎えに行って、筑波には5:30着。6:30には受付を済ませて、準備完了。
と思ったら、フロントスタンドのカラーを紛失。家の駐車場で落としたのか、前日の筑波で落としたのか? これがないとフロントタイヤのウォーマーが掛けられない。まずは近くに居た小泉君に「カラー持ってない~?」と聞くとクルマにあったので借りる。しかしサイズが違ってダメ。今度は電話でKAZさんに「手持ちのカラー持ってきて~」と連絡して程なく到着。ぴったりはまってほっとしました~。ここからは車検の準備。ポンダー付けたり、なんだかんだしてたら、

アンダーカウルを外したらカウルの中からカラーが出てきてあれれでした……。

朝からドタバタですが、車検に向かいます。車検では「ワイヤリングの方向が逆ですね~」と指摘を受けます。しかし「この後オイル交換しますよね?」と何度か聞かれましたが「いえ、オイル交換はしたので、今日はもうしません」と返答すると車検のおじさんは笑顔で再度「オイル交換しますよね~」と。「こりゃなんか意図があるよーだな」と鈍い想像を働かせて、「ハイします~」と応えると「じゃ合格です」となったのでした。たぶんオイル交換時にワイヤリングをやり直せば“再車検が不要”って意味だったのですね。車検官の粋な計らいでした。
もちろん指摘を受けて、ワイヤリングはやり直しましたよ。暖機場にバイクを置き去りにして工具を取りに行き、KAZさんに正しいワイヤリングをしてもらって完了~。

さらにすったもんだは続く。間もなくして朝イチにあるNT2の予選がスタート。朝2は自分が出るNS2の予選。しかし雲行きが怪しくなり結構降り出してきました。どんどん路面が濡れてきて、NS2の予選時間前にはWET宣言が出される。まあ、時間も決まってるし仕方ないので意を決してコースイン。
1周目はゆっくり走って路面を見極めまして、2周目の計測開始からちょっとペースアップ。自分的にはドライの7割ぐらいの感じで走行します。すると1ヘヤですーっとフロントタイヤのグリップが無くなって転倒~。「やってもーたー」。
こりゃヤバいーーと、すぐさまバイクを起こしてグラベルに運び、そのままエンジン始動を急ぎます。オフィシャルも集まってきて「再始動できます?」と聞いてくるも「もちろん行きます!」。しかしセルが回らん……エンジンが掛からん……、よーく見るとギアが入ったままでした。ニュートラル出すとすぐさまエンジン始動、シフトペダルの破損、左ステップの破損があるものの、ペダルを落とさないように気をつけながらとにかくピットに戻ります。そして待ち構えていたKAZさん、S藤さんに、マシンを見せてすぐさまペダルまわりの応急修理を開始。なんとか周囲の人から工具を借りて応急処置、シフトチェンジできるところまで直したらすぐさまコースインしました。とにかく計測しないと決勝に出られないんですよね~。
コースに戻ると、路面はますますウエット。ほとんど誰も走ってません……。数周走ったのですが、転けたショックからペースがメタメタ。直立させたバイクじゃ全然ペース上がらず予選終了。これは相当やばいです……。

しかしドラマはまだまだ続きますよ。予選が終わってコースアウトしたところで「タワー3階に呼び出しです」とオフシャルのおねーさんに言いつけられ、そのままそそくさとタワーへ。初めてのタワー3階に上がって「呼び出されたNS2のT田でーす」といって入ると、そこには、古い筑波の練習仲間であるA熊さんがいるじゃないっすか。窓際にある公開説教スペースに移されてピットロードの速度違反を注意され、1順位降格を言い渡されます(すでにビリなので降格しよう無いのですが)。その後は「T田さん久しぶりー」なんて昔話をして、さらに「嘆願書を出した方が良いかもね~」と促されました。その足で嘆願書をもらって駐車場まで帰りました。

駐車場に展開したチームのテントエリアに戻ってみると、すでにKAZさんが本格補修の真っ最中。ボルトを変えたりヤスリでカドを削り落としたり、いろいろな補修作業が進行中。自分は何にもできずに横で見てるだけ……見事に短時間のうちに“走れる状態”にまで戻してもらいました。感謝です。

しかし、次なるドラマが待ち受けてました。予選タイムが120%ルールを越えてしまって、いわゆる予選落ちです……。嘆願書が受け付けられ無ければ決勝は走れないのです。もちろん決勝に出たいので嘆願書を書いて提出の準備をしますが、予選結果が出てから30分の間しか嘆願書は出せないのです。しばし待ち時間と思ってまったりタイム、しかしこれが行けませんでした。「そろそろ予選結果を見に行くかな~」と行ってみると、予選結果の発行時間をかなり前……、嘆願書の提出時間がヤバヤバっす。ダッシュで提出窓口に行ったのですが、時間切れ? と思ったのですが、なんとか「検討します」と受理されました。助かった~

しかし、グリッド表が出るまでは決勝が走れる確証は無いので、それまではそわそわ。何度か掲示板を見に行って張り出されたグリッド表に自分の名前があったときにはちょっと安堵。「やったー、これで決勝走れる~」。

決勝まではやること無いのでとにかくまったり。予選結果の用紙をもらいに行ったり、ピットの他のチームの選手と話したりで時間をつぶし、よーやくスタ前進行に。ゆるゆるとピットクルーと一緒に暖機場に行って軽く暖機、その後スタ前にギリギリに並んで、すぐにウォーマーでタイヤ暖めたりしてます。しかしアッというまにコースに並ぶ時間に「スタ前ってこんなに短かったっけ?」。

グリッドは1順位降格もあって(無くても)最後尾です。でもリタイヤしたマシンもあったようで全部で15台ど台数がエントリーよりも減ってます。とにかくタイムはダメなので見せ場はスタート~前半のみ。そして今回の課題は“青旗回避”。
人生初の赤シグナルのスタートでチョイドキドキ。スタート直前に「点灯じゃ無くって消灯したらスタートっすよね?」とKAZさんに確認するほどあっぷあっぷでした……。そしてウォーミングアップランが終わって、グリッドに着くと、まもなくして赤灯点灯~消灯……スタートです。
スタートはなぜか昔から得意なのですが、今日もぐいぐい前のバイクを抜いて、1コーナー進入までに数台抜き去ります。しかしイン側のスタートだったのもあって、進入時にちょっとつまり気味になって結局2台抜きで1コーナーを脱出。そのまま1周目を走行してホームストレートまで戻ってきました。

その後、1コーナーで1台にインから交わされ、2ヘヤの立ち上がりあたりで再度抜き返すというプチバトルがあって「レースらしいじゃん~」と思ったのも束の間、次の1コーナーでまたまたインから交わされます。結局もう一台にも抜かれて数周目には定位置の最後尾に……。ここからは前に追いつくためにプッシュプッシュ(気分はね)。少し前に2台が見えるので頑張ってるのですが、少しずつ少しずつ離されていく。確実に自分の方がタイム遅い。進入を頑張ったりいろいろ試すも、練習でできないことがレースでできるわけも無く、かえってキズ口が広がり、間隔が空いていく。

そーなると今度は気になるのは“青旗”。トップ集団に追いつかれないように逃げないと~。そこからの数周はまさに尻に火が付いた状態っす。そして2ヘヤで後続の車両がちらりと見えたので「きたーー」と思って、とにかく裏直は全開でいつも通り走ります。最終の入り口で青旗出るのか?? と思ってたら何も無し、「あれっ、まだ間があるの?」と思ってフィニッシュラインを見るとチェッカーが出てる。「これは後ろに付けてる先頭車両に出てるチェッカーか?、オレじゃ無い?」と迷ったので、減速すること無くいつも通りに1コーナー進入。しかし1ヘヤに行っても、ダンロップに行っても後ろが来ない。「あれー?」と思ってると前の車両もスローダウンしてる。どうやらさっきのチェッカーはやっぱ自分に向けたものでした。

こうして、目標だった青旗回避、先頭車両と同一周回でレースを終えられました。またスタートも決まったし、最初の数周は何度か抜いたり抜かれたりもあって、レースらしい瞬間もしっかり経験できた筑波TTでした。10年ぶりとなる筑波TTへの出場でしたが、いろんな人に支えられて、楽しくリラックスして全スケジュールを終えました。順位はビリ、タイムはベスト2秒落ち、なので良いところはなかったのですが、自分としては満足感の高いレースだったので、次も頑張りまーす。