今日は久々に家族団欒をしました。
結果はどうあれ、日本人がまとまる瞬間を作ってくれるスポーツは偉大だと思いました。

さて、今日は地元のおじさんと話をしました。
地元営業の走りです。
田舎は都会よりも人間関係が崩壊してるかもしれないと言っても過言ではないかもしれません。
誰がどんな進路に行ったのかということを逐一気にしている田舎、話題性が少ないため、全員が井の中の蛙状態。
都会にいれば故郷はあったかいイメージを持つと思いますが、現実は厳しく、考えさせられる場面は多々あります。

ところで、隣の家のおじさんと話たのですが、山田錦に目をつけたのは面白いということで、田舎の若者を率いて地元振興をしたらどうかということです。
ここには山田錦しかありません。
でも、山田錦があります。
農家の現状は思っていた通り、ひどい有様です。
全員が現状に不満を持っている。
しかし、先祖伝来の土地を守らなければいけない、地元の付き合いを重視しなければ生活出来ないという縛りがある。
がんじがらめの状態です。
やはり間違っていなかった。

やろうとしていることは正しい

時間はかかるかもしれないですが、やっていかなければいけないことです。
頑張らないといけません。
ブログ、ご無沙汰してました。
2回目、酒米試験地に行ってきたので書きたくてうずうずしてたんですが、体調不良で寝込んでしまって。

主任研究員の池上様にお会いしました。
時間を設けてくださり、誠にありがとうございました。

酒米試験地は前回も書いたとおり、酒米の研究、開発をしている兵庫県の機関です。
注目すべきことは下記3点。

1点目、山田錦は奇跡の米
2点目、特A地区の区分け方法
3点目、生産改善の取組み

1点目、山田錦はでんぷん質に特徴があり酒造りにとても適しているということです。
山田錦はでんぷん質であるアミロペクチン、アミロースの割合が絶妙ということで種麹(タネコウジ)が少量ですみ、麹菌が中まで進入しやすく、発酵が進みやすい「突きはぜ」の状態になりやすい。山田錦は麹が後のほうまで働き、良い酒となります。
山田錦は酒の質にまで及び、山田錦で造った酒の味は濃醇で幅があり、口の中の広がりがふくよかです。
熟成のために秋頃まで寝かせることを「秋晴れ」といいますが、山田錦は「秋晴れ」しやすいといわれています。

兵庫の山田錦は気候と地理的条件が山田錦に適合しているため、他の地域で山田錦を栽培しても酒造りで同じような働きをする山田錦は出来ないということです。
田植え時期、日照時間、昼夜の寒暖差といった微妙な条件が整っているからこそ、兵庫の山田錦は酒米の王様と言われている所以です。

2点目、特A地区の区分けですが、これは江戸時代から遡るということです。
江戸時代から兵庫では灘の酒の関係で酒米を生産していました。
山仲次(やまなかつぎ)という土地を見て米に値をつける人間と、浜仲次(はまなかつぎ)という全国の蔵元の情報を持つ人間が集まり、酒米の値段を決めていたそうです。
その際に基準となる村(旧社町下久米)の酒米より高いか安いかを決めていたのが、現在の特A地区まで引き継がれているということです。
当初は、かなり広範で栽培していた山田錦も、だんだん絞られ、現在、兵庫県で山田錦を生産している農家は、特別に栽培を許可された地区に存在している農家です。
よく、特A地区の区分は曖昧と言われますが、実ははっきりと出ています。
利権が絡んでくるので、公式には発表できないということです。
今回、その資料を見せてもらいましたが、内部資料ということで控えさせていただきます。

3点目、生産改善の取組みですが、温暖化が進み、10年前より出穂が2日間、成熟期が1週間早くなっているということです。
現在は時期をずらし、栽培を行っています。
今年は6月15日頃が最適ということです。
粗植(そしょく)については、苗箱の数を減らしたり、作業時間を短縮したりという利点はありますが、収量は減るそうです。
また、山田錦の生育特徴から穂の実る時期にばらつきが出て、青味熟という未成熟の米が出来る可能性もあるということです。

池上様からはたくさんのお話を頂き、書ききれないことが山ほどあるのですが、おいおい出していきます。
池上様、ありがとうございました。

その後、居酒屋で友人のYさんと食事。
でも、車だから飲めない!
ノンアルコールビールで我慢。
日本酒の話聞いたところで飲みたくてうずうずしてたから残念過ぎます泣
今日は予定していたアポイントが急遽、明日への変更となり、残念な感じでした。

さて、本日は日本酒消費量ということで記事を書きます。
時間が変更となり、パートナーがプレゼン発表のために調査してくれたデータです。

日本酒の消費量が国内で年々低迷しているのはご存じでしょうか。

2000年から2007年で日本酒消費量の成長率は―8%です。
年間で約20万kl強で日本酒消費量が減少しています。

一方、意外なことに海外で日本酒消費量はすごい勢いで増加しています。
2000年から2007年で日本酒消費量の成長率は52.8%です。
消費量の多さではアメリカ、台湾、韓国、中国、イギリスとなっています。
健康食ブームと食の安全等に後押しされ、日本酒が各国で飲まれるようになってきています。

日本酒が海外で飲まれることは非常に喜ばしいことです。
でも、日本人にもぜひ飲んで頂きたい。

日本酒は日本が誇る伝統文化です。
一般的に日本酒が日本人に飲まれだしたのは紀元前2~3世紀頃といわれています。
中国江南地方から北九州に渡来した稲作文化の中に、麹を利用した酒造りが含まれていました。

また、日本最古の文献上に登場する初めてのアルコールも日本酒です。
『古事記』(712年)、『日本書紀』(720年)にその記述があります。
『古事記』では、ヤマトタケルノミコトがヤマタノオロチ退治に日本酒を用います。
『日本書紀』では、神吾田鹿葦津姫(カムアダカシツノヒメ)が、米を原料とした醸造酒が農耕儀礼に用いられていた記述があります。

最近の日本酒は蔵元さんの努力からとてもフルーティーですっきりした味わいに仕上がっています。

海外の方に日本を紹介する際は、マンガや電化製品だけでなく、日本酒の紹介もして頂きたいです。