早めに対策をした方が・・・国体 | TACOS SURF TOYS FACTORY (NAGI creations)

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宮崎県青島海水浴場から西へ20分ほどの山あいでウインドサーフィンを中心にした海のアイテムを製造、改造、修理、販売を行っています。

自然と音楽に浸りながらのマイペース。 手間ひまかけすぎて納期に間に合わない。 そんな不器用なビルダーのページです。

水曜日

 

終日工房作業でした

 

ライブカメラさん

 

今日の海も海風・・・遠くの低気圧かがもたらしてくれる波もあります

 

<工房>

エッジが欠けたSICのパドル

 

この欠けの修理のご依頼

 

途中です

 

欠けた部分の補修と補強、そしてエッジを包むようにクロスを巻いています

 

今回は色合わせは要らないということなので保護クリアを塗布します

 

国体艇 パンサーⅡ

 

先の国体出場で強風と高波の中、ストラップが外れてしまいフィニッシュを逃してしまったヘルマンさんの艇です

 

くやしかったでしょうね

 

ストラップが取れなければ順位は大きく上がっていたはず

 

・・・

 

ストラップは、よく使う位置の穴は弱っていることが多いと思います

 

早めに対策をとったほうが良いかなと思いますので、そのやり方の一つを紹介しますね

 

そのストラップインサートを取り除きました

 

まわりは十分補強されているのでその部分まで削らないように慎重に削ります

 

表面を少しサンディングします

 

カーボンクロスの下にあるPVCフォームは削らないようにすりばち状に削っています

 

新しい5穴のインサート

 

彫り込んだ穴の内側、インサートの周りに樹脂パテを十分にすり込んでディップするように埋め込みます

 

ビス用穴はテープを貼ってから作業します

 

これで硬化を待って次の作業に入ります

 

Naishフォイル

 

割れたボックスを取り除いた部分に新しいボックスを入れるのですが

 

左のボックスと同じ深さに埋め込むために微調整をしています

 

その差は0.5mm

 

それぐらいは許容の誤差じゃろ、と思うかどうかは人それぞれ

 

でも・・・あの人からは『0.5mmは大きな差じゃビックリマーク』と言われそうあせる

 

さらに誤差を縮めてから埋め込みます

 

このマーク

 

上下さかさまですね

 

Gary Mcneill (ギャリー・マクニール)

 

サーファーなら知る人ぞ知る、のブランド

 

壁紙のように見えるクロスは亜麻で造られているそうですよ

 

使う樹脂もバイオレジン

 

そんな話題は明日また紹介しますね

 

チョキ明日も工房におります

 

TACOS Windsurfやしの木