初の恋活パーティ実録

 

上京して半年、

4年も付き合った彼氏と別れて一か月の私を

親友たちが出会いの場に連れ出してくれました。

初めての恋活パーティーは、期待以下。

と思ったら大荒れになりました。

成長できない私の姿を残します。

 

④終盤編

興味ないサインの出し方とは?

 

初めての恋活パーティーは終盤に差し掛かり、

私は「興味ないサイン」をだすために、信じられないウソをついてしまった話です。

 

人を傷つけず、

「あなたとの恋愛はないです。」

って断りをいれるにはどうしたらいいんだろう。

タイプが違うのだから断るしかない。

興味がなくてもlineくらいは交換すべきなのだろうか。

思わせぶりをしないようにしないといけない。

 


連絡先交換タイムという恐怖の時間があるし

どうしたらいいのか途方に暮れていた。

 

あぁ。もう考えるのもめんどくさい。

 

酔っぱらった私は、

もう吐く息もお酒臭い、


もうこの会場では、自分の相手はいないと、

心のどこかで思っていた。

 

一緒に参加していた、ミズキはトイレに行っていた。


もう一人の親友ロンロンと一緒に会場にいると、

中学生くらいにクラスに一人いそうな、

女子に暴力をふるっちゃいそうな男子やった

やろうな風の男性が近づいてきた。


こんな言い方は失礼かもしれないが、

ニューエラをかぶって、少し出てる前髪と襟足は、

ゴールドと黒の阪神タイガース。

真っ直ぐ歩けないんかこの人というくらいに、

爪先が外に向いている。


 こちらに向かって歩いてくる彼に、

声をかけられるだろうなと、勘付いた私は、

大胆とこんなウソをつけるようになっていた。

 

「お姉さん美人だね。連絡先教えて」

「LINEやってないんです。」

 

隣にいるロンロンがすごい勢いで体ごとこちらに向けて私を見ているのが分かった。

相手も終盤に差し掛かり面倒な会話を避けたのだろう。ど真ん中のストレートに、質問を投げ込まれ、

わたしは来たぁ!というようにフルスイング珍回答。

 

今の時代LINEしてないやつおらんやろ、

ロンロンの顔が言っている。

 

「うそでしょ」

相手の男性も、もう苦笑いだ。

 

すると、ロンロンが私も吹き出してしまいそうになるウソをついた。

 

「彼女カカオ派なんです。」

 

にやけてしまった。

カカオ派って一瞬なんのことか分からなかったが、

韓国のチャットツールのことか、と2秒くらいしてから理解した。

出会いの場で何をしてるんだか。

もうビールをたらふく飲むことで元を取って満足した私には、この会の目的は果たされていた。

 

「せめて名前だけ教えて」

「あ、彼女カカオと言います。さ、たこ、ミズキ探しにいこか」

 

絶対ないやろ。

もう私は笑いが抑えきれなかった。

名前ゆうてもうてるやん、

カカオちゃうかったんかい。



 調子乗っちゃってっ。

 

たこ