2009年5月19日 羽田空港
2009年5月19日(火)、午前11時30分。
明け方は晴れており、茜色の美しい朝焼けが広がっていたが、雲が広がってきた。
東京の空の玄関口、羽田。
ある人にとっては、旅の始まりの地点。
またある人にとっては、目的地への最終中継基地。
だが、私にとっては仕事場であり、単なる通過点であるという気持ちが強い。
今、私は日本各地の空港で仕事をしている。
当然、羽田空港もその中の一つであり、出張というと羽田から飛び立つこと
が多い。
また、前職で羽田空港に1年間居たことがあるせいか、なおさら旅の心地が
沸くようなところでないのかもしれない。
改札口の脇のコーヒー店でコーヒーを飲みながら、行きかう人々を眺める。
正直なところ、私は人込みが大の苦手である。
特に用事がなければ、都内には近づかないようにしている。
人の流れにあわせて歩くということが大嫌いである。
だが、客観的に人々を眺めるのは好きだ。
以前接客業をしていたせいか、無意識のうちに表情からその人の心境を推し量ろうと
する癖がある。
どこに向かうか知らないが、使命感を持って早足で歩くサラリーマン。
おそらく旅行にいくのであろう、楽しげに連れと会話をしながらゆっくりと歩く
若い男女。
これから仕事なのであろう、キャビンアテンダントと思しき女性。
さて、家に帰ろう。
次はどこへ出かけようか。