昨日、広島は69回目の原爆の日を迎えました。
広島市中区舟入出身の私。
祖父母も被曝者。
叔父は胎内被曝者。
母親は被曝2世。
小さな頃から戦争の話も原爆の話も、身近に聞いてきた。
叔父は胎内被曝者だから、結婚する時に相手の家族から大反対をされたそう。
数十年前まで、被曝者に対する偏見があり、結婚や就職などで大変な思いをした人も多かったと聞いた。
毎年、8/6 や8/9 は原爆の日と言う事で、8/15 は終戦記念日と言う事で、テレビや新聞などメディアでも平和についての番組や記事を目にするが、それ以外の日ではあまり目にする機会はない。
しかし、原爆の日や終戦記念日は平和について考える節目。
その日だけでなく、命の大切さや平和について考える機会がもう少しあっても良いのではないかと思う。
今の私たちがあるのは、戦争や原爆で命を落とした方々、また生き残って大変な思いをしながら復興に向けて尽力された方々のおかげだと思う。
その方々のおかげで、今があるし、戦争は悲惨なもので絶対あってはならないと思える事が出来る。
最近は、すぐに人を殺す様な事件が多い。
人を思いやり、命を大切にする事や今元気に生きていられることに感謝する事、平和であることに感謝する事を日頃から子供達に伝えていきたいと思う
ちなみに、私。
おばあちゃんがもし、8/6に奉仕活動に参加していたら、今はここに存在していない。
8/6に奉仕活動に参加する予定だったけど、友達から代わって欲しいと言われ、おばあちゃんは8/4に参加、お友達が8/6に参加したんだそう。
お友達は原爆ドーム近くで被曝し、誰かわからない位に変わり果てた姿で帰って来たそう。
数日後に亡くなったそうです。
そういう話を身近に聞くからこそ、今、私がここに存在する事に感謝します。