更新が滞ってきましたな。
仕事で書く時間が無いのは嘘ではないのですが、ぶっちゃけ書くネタと意欲がねぇーーー!
笑える過去話は多々あるんですが文才が・・・ね。
こんな弱音吐いていても仕方ないんでいってみよ~!
僕は海外旅行ってやつに一度行った事がありましてね。
場所はグアム。
本当は行きたい国があったんですけど、海外初心者で警戒心が欠落している僕には初心者向けのグアムが良いって事になりまして、選択の余地も無いまま南国デビューを果たすことになりました。
正直、行く前は舐めてかかっていたんですけど、腐ってもそこは南国。
目の前に広がる青い海は衝撃的で、一発で南国の虜になりましてね。
そらもう大はしゃぎ!
うひゃ~!
なんて奇声を上げて海に一日中浮かんでました。
ビーチやストリートに出てしまうと日本人だらけで楽しくないんですけど、海の中には僕とお魚さんの楽園ですからね。
同胞達を回避すべく昼はひたすら海の中へ。
やがて、太陽さんは沈むじゃない?
流石に初心者向けの南国グアムといえど漆黒の闇に包まれた海ってのは不気味。
いくら僕でも漆黒の闇に浮かぶ水死体ごっこは心に良くないんで、夜は街へ繰り出すことにしました。
実は僕には南国の少年デビュー以外にも、どうしても味わっておきたい旅の目的がありましてね。
何かと申しますと、本場アメリカでのライブハウスデビュー!
これを楽しみにしてたんです。
グアムをアメリカとして捕らえるのはどうかという問題はありますが、そこは腐っても海外。
観光エリアは観光客向けに作られているので、まったく海外の雰囲気は無いですけど、グアムのローカル部門に侵入すれば、必ずイカしたロックなおじさんがシャウトしてるはずなんです。
アコムのCMのお姉さんに毎回注意されちゃうくらいアクティブな僕ですから、事前に下調べしちゃうような計画性なんて持ち合わせておりませんので、とりあえず夜の観光エリアをうろつく事にしました。
あらためてじっくり歩き回ってみたんですが、なにこれ?
完全に観光エリアはローカル臭ゼロ。
熊本辺りにありそうな南国風ストリート。
まったく海外じゃありません。
こんな初心者向け観光地に来ておいてえらそうな事言っちゃっても仕方ないんですけど、あまりにも平和過ぎます。
唯一海外を感じる事が出来るのが、セキュリティーのおっさんがガンジャ売りさばいてる事くらいで、後は何も無いの。
これじゃ、九州の海岸沿いを暴走族に怯えながら歩くほうがよっぽど怖い。
本来、安全であるってのはとても素晴らしいことですし、安心して観光出来る海外があるのは喜ばしい事なんですけど、今回の僕の旅の目的はローカルに触れること。
健康的に日焼けした姿をジャパニーズガール達に披露して非モテ脱出!
アメリカナイズされた僕を見て婦女子達が狂乱する事じゃないですか!
こりゃいかん!
これじゃ完全に海外に来たってステータスだけで浮かれているバカ日本人となんら変わりませんので、タクシーで観光エリア脱出を試みる事にします。
「ハロー!キャンユーゴートゥライプハウス?」
僕は屈指の英語力で運転手との異文化コミュニケーションを試みます。
「ハァ??」
どうやら通じなかった様・・・いたたまれない恥ずかしさに悩まされます
「だからさぁ、ドリンク出来て、ロックをリッスン出来るバーに行きたいの。」
たぶんこんな感じで必死に訴えかけました。
どうでも良いけど、日本人は誰でもルー大柴になることが出来る事を発見した瞬間でした。
「オーケー!オーケー!」
やっと通じたみたいなんで一安心。
これから現地の野蛮人共が巣食う巣窟への侵入です。
かなりの警戒が必要になってくるので、ふんどしを締めなおして観光エリアにさよならを告げました・・・
「着いたぞ」
早ッ!
え?まだ観光エリアじゃんか。
さっき此処歩いてたんだけど・・・
「お前、アメリカナイズされたロックハウスで酒呑みたいんだろ?だったら此処が一番イカしてるぜ!」
なんだ、ちゃんと観光エリアにもライブハウスあるんじゃん。
どうやら僕が見逃していただけの様です。
ドライバーは親切にもお店のスタッフに話までしてくれて、スタッフのおばちゃんと店の中へ。
・・・・ストリップでした。
しかも思いっきり場末の。
こりゃど~ゆ~こっちゃ!
こんな遠い南国で女性の露わになった肉体なんぞ拝んだらアメリカナイズどころか下半身がロックにロールしちまうってば(汗)
そっこ~ゲットアウト!
振り返って考えてみると、確かにロックがBGMでかかっていて酒が呑めるアメリカンなバーではあったのですが今日は女性ではなく、男性・・・むしろ髭生やした男性ホルモンの塊のようなおっさんがステージに立ってるところへ行かねばならんのです!
こんなとこでチップ配ってウヘウへしてる場合じゃない!
ってなわけで、再度タクシーへ。
今度はしっかりロックバンドが生で演奏しているバーへ連れて行ってくれと伝えました。
今度着いた先は観光エリアから離れたローカルらしい場所。
こりゃ、期待できるかな♪
「着いたぞ」
いい雰囲気でてます!
完全にローカル臭プンプン!
小さいコンクリートの建物が立ち並び、そこには悪の匂いが漂っています。
あれ?
小さい建物って・・・
小さ過ぎやしませんか??
そうですね。
感の良い方はお分かりの通り、此処は疲れた男性達が英気を養うために、女性が文字通り一肌脱ぐ癒しのスポット。
目を閉じると魅惑のオーラに漂って「アハ~ン」だとか「クフ~ン」という心地よいサウンドが聴こえてくる様です。
・・・っておい!
今度はロックどころか酒呑むって条件すらクリヤーしてないじゃん(泣)
さっきよりお下劣なとこ連れて来やがった!
こりゃ刺激が強すぎます。
立ち並ぶ建物からわらわら女性が出てきて、すぐさまセックスアピール。
必死の値切り交渉にも動じない姿からは、安売りしない女の意地を感じます。
おお・・いかん、いかん。つい日本人代表として異文化の生活を体験する使命感に我を忘れるところだった。
てか、100ドルとかありえないから・・・
必死で我に返った僕はデンジャラスビューティーの誘惑に耐え、煩悩を振り切ってピンクゾーンを脱出しました。
ところがどっこいホテルどこ?
海岸どこ??
まったく帰り道がわかりません。
見知らぬ異国で迷子・・・
これは不安です。
勇気を出して闇雲に歩いてみたものの、景色は海岸どころか森林風味が出てまいりました。
こわいよ~
すたすた・・・・
はあ、ストリップで妥協しときゃよかった。
だんだん暗闇が存在感を帯びているエリアになってきました。
こわい・・・・
「kdgasdhgahgaskg!」
ビクゥ!!
「jshdgashdgasjhdgasdhdgashdgkashdgjks」
うわあ!現地人が声かけてきたーーー!!!!
たたかう どうぐ
じゅもん →にげる
迷わず逃げるを選択!!
なんか南国特有の原生林みたいなとこに飛び込んで、擦り傷作りながらの大逃亡!
ビビリすぎなんて声も聞こえてきますが、此処は異国。
歌舞伎町ですら地味にビクビクしながら歩いてる僕なんかには刺激が強すぎるってもんです。
なんとか現地の極悪グループを振り切り、命からがら国道らしいところまで逃げ切りました。
だが、安心も束の間。
国道に出た僕は別の極悪人と遭遇!
たたかう どうぐ
じゅもん →にげる
迷いはありません!
頼れるのは自分自身だけ。
「たぁは逃げ出した」
「・・・しかし回り込まれてしまった!!」
あんぎゃーーーーーーー!!!!!!!!!
「ごめんなさい、ごめんなさい。もうアメリカの名を語った九州とか言わないから・・・」
今にも泣きそうだった。
あぁ、こんな初心者向けの外国で僕は死んじゃうのかな・・・
なんて諦めかけたその時。
生まれたての小鹿のように怯えてる僕に極悪グループの一人がフレンドリーに話しかけてきたんです。
「お前こんなとこでなにやってんだ?ここは観光するようなところじゃないぞ」
話を聞いてみると彼は現地の若者で、友人達と談笑してるところに狂乱した僕が草むらから飛び出してきたので、えらくビックリして声をかけてくれたとびっきりのナイスガイ。
もう抱かれてもいい。
ホッとして僕が此処にたどり着いた経緯を説明したところ、どうやらライブハウスはあるらしいんですが土日しかやっていないらしく今日は無理との事。
ちょうど僕の日程は週末には日本に帰るプログラムになっていましたので、これは諦めるしか無さそうです。
※注:会話は現地語も英語では無く、僕も片言の英語しか出来ない為、ほとんどジェスチャーで行いました。
こうなってはローカルになんの用もありませんので国道(たぶん)でタクシーを広い観光エリアに帰りました。
いやぁ、いろいろあったけど楽しい一日だったなぁ・・・
僕は一日を振り返りました。
ウイスキーを片手にロックを聴きながら、妖艶な瞳で僕にチップを催促する女神包まれて。
断じて女性の色香に誘われたのではありませんよ。
ロックが僕を呼んでたんです。
証拠に僕はステージには背を向けて座ってましたからね。
したがって断じて見てません。
横目でしか・・・・
